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Channel: 和歌山放送ニュース
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和歌山市の紀伊中学校で「聞いて民謡」特別授業(写真付き)

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和歌山市北野(きたの)の和歌山市立紀伊(きい)中学校で、生徒が民謡を学ぶ特別授業が行われました。 これは、紀伊中学校が音楽の授業の一環で行っている「聞いて民謡」と銘打った特別授業で、琴や篠笛(しのぶえ)、三味線、和太鼓など日本古来の楽器や民謡に触れることで、和の伝統文化を次の世代を担う子どもたちに受け継いでもらおうと、2005年から地元の民謡連合会を招いて行っているものです。8回目となる今回の「聞いて民謡」は、きょう(12日)午後2時から紀伊中学校の体育館で行われ、1年生およそ210人が出席するなか、和歌山県民謡連合会の有志のメンバーが尺八や三味線、琴などで、和歌山ゆかりの「紀州梅音頭」や「鯨踊り」などの民謡や、箏曲など6曲を披露しました。この中で「鯨踊り」の演奏に合わせて、生徒たちが民謡連合会の女性から振り付けを教わって、紅白の模様の入った棒を持って踊る体験コーナーもあり、生徒が全員で手拍子を打ってお囃子の声をあげながら調子を合わせていました。紀伊中学校音楽科教諭の南恵子(みなみ・けいこ)さんは、「教科書やCDを聞く以上に、直接演奏を聴いてもらう事で、日本の伝統楽器の魅力を子どもたちにより深く知って貰えたらと思います」と話しています。

平成24年度公立高校入試

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県立高校など和歌山県内の公立高校の一般選抜とスポーツ推薦の入学試験が、きょう(12日)行なわれ、7377人が受験しました。 試験は、きょう(12日)午前9時25分から始まり、国語、社会、数学、理科、英語の順に、50分ずつ試験が行われました。県立高校全日制では、一般選抜出願者7251人のうち11人が欠席し、7240人が受験、スポーツ推薦は欠席者がなく、出願者137人全員が受験し、合わせて7377人が試験に臨みました。実質受験倍率は1.00倍です。一方、県立高校定時制では、一般選抜出願者278人のうち11人が欠席し、267人が受験しました。市立高校全日制では、一般選抜出願者346人のうち1人が欠席し、345人が受験、スポーツ推薦は欠席者がなく、出願者7人全員が受験し、合わせて352人が試験に臨みました。実質受験倍率は、0.93倍です。市立高校定時制では、一般選抜出願者23人のうち1人が欠席し、22人が受験しました。和歌山県内の公立高校入試は、学科試験以外の面接や実技試験があす(13日)行なわれ、今月(3月)21日に合格発表が行なわれます。また、追募集は、今月(3月)26日に出願受付、28日に学力検査が行なわれ、今月(3月)30日に合格発表が行なわれます。

和大と和医大保健看護学部で後期日程入試

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国公立大学の2次試験の後期日程がきょう(12日)からそれぞれの大学ではじまり、県内でも和歌山大学と和歌山県立医科大学保健看護学部であわせて1139人の受験生が入学試験に挑みました。 和歌山大学では、きょう(12日)午前10時から教育と経済、システム工学、それに観光学部の4つの学部で小論文や面接などの試験が行われ、あわせて1104人が受験しました。和歌山大学の後期日程試験の合格発表は、今月(3月)21日に行なわれます。一方、和歌山県立医科大学保健看護学部でも、きょう(12日)午前9時から後期日程の試験が行われ、35人が受験しました。保健看護学部の合格発表は、今月(3月)22日に行なわれます。

料理の専門家に和歌山の産地を案内するプレスツアー(写真付)

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和歌山の食の魅力を、食の情報発信の専門家に感じてもらおうと、料理研究家らに県内の食材の産地を案内するミニプレスツアーが、きょう(12日)から行われています。 「美味探訪交流会」と題したこのツアーは、「癒しの聖地・食の楽園わかやま」をテーマに、和歌山の食の魅力を首都圏で効果的にアピールするため、和歌山県が企画したもので、雑誌などで食の情報を発信している料理研究家や出版関係者らに県内の食材や商品の産地を案内して、和歌山の食の魅力を感じとってもらい、情報発信につなげるとともに、生産者らと交流して、アドバイスしてもらいます。今回参加しているのは、和歌山市出身の料理研究家・貝谷郁子さんと、サライなどで食いしん坊ライターとして活躍する山津京子さん、それに、主婦の友社出版部編集長の藤岡真澄さんの3人です。初日のきょう(12日)は、農業とグリーンツーリズムを活かした地域づくりを行うことを目的に設立された田辺市の秋津野ガルテンを訪れ、生産者らと交流しました。交流会では、8つの個人や団体などからトマトやかんきつ類など30品目の食材が持ち込まれ、地元の生産者やJAの関係者らが食材や商品をツアーの参加者にPRしていました。そして、料理研究家の貝谷郁子さんが、持ち込まれた食材を使ってサラダなどを作り、生産者らに食べ方を提案していました。貝谷さんは、「和歌山には隠れた食材がたくさんあるが、東京では、みかんや梅干ししか知られていない。もっとほかのものも知ってもらいたい。」と話していました。

コンドーム大量窃盗で高校生逮捕

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廃業して使われていないラブホテルに侵入して、コンドームおよそ1300個を盗んだとして、和歌山市の県立高校2年の男子生徒がきょう(12日)逮捕されました。 和歌山西警察署によりますと、この男子生徒は、ことし(24年)1月28日、中学2年の男子生徒ら4人と共謀して、和歌山市内のラブホテルの事務所に侵入し、コンドームを盗んだ疑いです。警察官が、ことし(24年)1月28日、覆面をして自転車で走っていた中学生を職務質問したところ、大量のコンドームを持っていたことから発覚しました。この男子生徒は、容疑を認めていて、中学生らについても、今後、書類送検する方針です。

2月定例県議会・予算特別委員会2日目

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2月定例和歌山県議会は、きょう(12日)予算特別委員会の2日目が行われ、3人の委員が質問しました。きょう(12日)質問したのは、公明党県議団の角田秀樹(つのだ・ひでき)委員、自民党県議団の森礼子(もり・れいこ)委員、自民党県議団の平木哲朗(ひらき・てつろう)委員です。角田委員は、関西電力LNG火力発電所の早期着工や、南海和歌山市駅のエレベーター設置工事などについて県の考えを質しました。森委員は、災害時におけるラジオの重要性のほか、学校の生徒指導のありかたなどについて質問しました。平木委員は、奈良県の大滝ダムの維持管理負担金の軽減や、鳥獣害対策などについて県の考えを質しました。2月定例県議会の予算特別委員会の審議はきょう(12日)で終わり、あす(13日)とあさって(14日)は常任委員会、15日(木)から再び本会議が開かれ、16日(金)に常任委員会の委員長報告や質疑、採決などを行い閉会する予定です。和歌山放送ではきょう(12日)の予算特別委員会の審議の模様と、最終日16日の本会議の模様を、その日のよる10時から録音ダイジェストでお伝えします。

JR和歌山駅前で自殺防止を呼びかける街頭啓発(写真付)

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今月・3月の「自殺対策強化月間」にあわせて、自殺の防止を呼び掛ける街頭啓発が、きょう(13日)、和歌山市のJR和歌山駅前などで行われました。 これは、全国で年間3万人、和歌山市でも毎年80人から100人が自殺していることから、3月の「自殺対策強化月間」にあわせて自殺の防止やうつ病に関する相談を街頭で呼びかけたものです。街頭啓発は、きょう(13日)午前、和歌山市のJR和歌山駅前で行われ、和歌山市や和歌山県、県精神保健福祉センター、それにNPOの職員ら11人が、通勤や通学で駅を利用する人に、パンフレットやエコバッグなどを配って、自殺の防止やうつ病などこころの病に関する早めの相談を呼びかけました。きょう(13日)はJR和歌山駅前のほか、岩出市や橋本市など県内7ヵ所でも街頭啓発が行われ、自殺の防止を呼び掛けました。和歌山市保健所の原見美帆さんは、「自殺者の多くは、うつ病などこころの病になっている場合が多い。早く気付いて、相談してくれれば、自殺を防ぐことができると思います。相談窓口が近くにあることを知ってもらいたい。」と話していました。こころの健康に関する相談は、和歌山市保健所 保健対策課 電話 073-433-2261 です。

和歌山市シルバー人材センターが和歌山城周辺を清掃(写真付)

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定年退職者など高年齢者らが登録する和歌山市シルバー人材センターは、地域社会に貢献しようと、きょう(13日)、和歌山城公園の清掃活動を行いました。 これは、積極的な地域活動で社会に貢献し、生きがいの充実をはかろうと、定年退職者などの高年齢者らに臨時で短期の軽易な仕事を紹介している和歌山市シルバー人材センターが平成8年から毎年行っているものです。清掃活動は、きょう(13日)午前9時から、雪が舞う中、和歌山城公園で行われ、和歌山市シルバー人材センターの会員およそ170人が参加しました。参加者らは、3つの班に分かれて、和歌山城内の一の橋や追廻門、二の丸周辺でゴミや落ち葉を拾ったり、草を刈ったりして清掃活動を行いました。和歌山市シルバー人材センターの山田良理事長は、「地域でのボランティア活動を通して、シルバー人材センターを知ってもらいたい。」と話していました。

紀州備長炭植樹祭・18日田辺市で開催

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紀州備長炭(びんちょうたん)を扱う都市部の問屋の代表らが育てた「ウバメガシ」の苗木を植樹する催しが、今月(3月)18日(日)紀州備長炭発祥の地・田辺(たなべ)市で行われます。これは、和歌山県と県・木炭協同組合が主催するものです。備長炭の原木「ウバメガシ(ウバベガシ)」の生える紀南地方を中心とした山林では、近頃、害虫「カシノナガキクイムシ」が繁殖し、カシやナラの樹木に寄生して、ナラ菌という菌を発生させて枯らしてしまう、いわゆる「ナラ枯れ」の被害が広がりつつあり、固い幹を持つウバメガシも炭の品質に影響が出るなど対策が求められています。県と協同組合では、紀州備長炭の生産者と消費者が一体となってウバメガシを育てようと、昨年度末(2010年度)に、県内をはじめ、東京や愛知、兵庫などの都市部で紀州備長炭を扱う問屋の代表者にウバメガシの苗を育ててもらう「紀州備長炭の森づくりプロジェクト」をスタートさせ、このたび育った苗木を植樹することになりました。植樹は18日(日)の午前11時から、田辺市秋津川(あきづがわ)の「道の駅・紀州備長炭記念公園」駐車場そばの敷地で行われ、問屋の代表者らが育てたウバメガシの苗木およそ150本が、地元の小学生らに手渡され、紀州備長炭発祥の地・田辺に植樹されます。また、この日公園では「春まつり」も開催されていて、主催者は多くの参加を呼びかけているほか、前日の17日(土)には、みなべ町役場で生産者と消費者による「ナラ枯れ」の勉強会も開かれます。県・林業振興課の中村純子(なかむら・じゅんこ)主査は「ナラ枯れ対策を産地と消費者、それに県が一体となって取り組み、紀州備長炭の安定供給と貴重な森林資源の育成を図るため、多くの人々に関心を持って欲しい」と話しています。

和歌山市立安原小・吉原分校児童に交通安全指導(写真付き)

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5年生からは距離が離れた本校に通学することになる、和歌山市吉原(よしはら)の和歌山市立安原(やすはら)小学校吉原(よしはら)分校の児童らを対象に、和歌山東警察署は、きょう(13日)午前、分校近くの神社の境内で、交通安全指導教室を開きました。 腹話術で交通安全を訴える和歌山東警察署交通課の湯葉知子巡査部長 これは、5年生から、和歌山市江南(えな)の安原小学校本校に編入する吉原分校の児童およそ25人や吉原自治会の住民を対象に開かれたものです。来月(3月)から、本校に通うことになる今の4年生の児童は8人で、学校の関係者によりますと、なかには通学に徒歩でおよそ40分ほどかかる児童もいるということです。交通安全指導教室では、和歌山東警察署交通課の湯葉知子(ゆば・ともこ)巡査部長が、腹話術を使って「道路を横断するときに気をつけましょう。夜間の交通事故を防止するため、反射材をつけましょう」などと訴えました。安原小学校吉原分校4年生の中原喜奈(なかはら・はるな)さんは「横断歩道を渡るとき、左右をきちんと確認します」と話していました。安原小学校吉原分校主任の湯川結香(ゆかわ・ゆか)先生は「本校まで通うには、交通量の多いところを通らなければいけない児童もいます。気をつけて欲しいです」と話しました。

JR紀勢線 車両不具合で運転取り止め 一部に遅れ

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JR紀勢線は、きょう(13日)午後0時20分すぎ、新宮・紀伊田辺駅間を走行中の列車が車両故障のため、古座駅で運転を取り止め、乗客らおよそ40人に影響しました。JR西日本和歌山支社によりますと、きょう(13日)午後0時23分ごろ、新宮発紀伊田辺行きの普通列車の運転士が、古座駅で停車中に、ドアが開いているにもかかわらず、ドアの開閉表示灯が閉まった状態を示していることに気付き、運転を取り止めました。この故障で、一部の列車に遅れが出て、乗客らおよそ40人に影響が出ました。

世界少年野球大会に先立ち王貞治氏らあす知事を表敬

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台風12号の被災地を勇気づけようと、ことし(2012年)7月、和歌山・奈良・三重の3県で「世界少年野球大会」が開催されることになり、主催者を代表して、世界少年野球推進財団理事長で、元・プロ野球ソフトバンクホークス監督の王貞治(おう・さだはる)さんらが、あす(14日)和歌山県庁の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事を表敬訪問します。これは、財団法人・世界少年野球推進財団や和歌山・奈良・三重の3県などが、少年少女が野球を通じて国際交流を深め、台風12号豪雨の被災地を勇気づけようと開くものです。大会は、日本を含む世界15の国と地域から少年少女の野球チームが参加し、期間中、国際野球連盟専任コーチの指導による野球教室が行われるほか、海外チームと和歌山・奈良・三重3県の少年野球チームとの交流試合、参加者同士の親睦パーティーなどが行われます。開会式は7月24日(火)の午前10時半から、閉会式は7月29日(日)の午後1時半から、いずれも三重県熊野市の「くまのスタジアム」で行われる予定です。開会に先立ち、王さんら主催者の世界少年野球推進財団の幹部らがきょう(13日)からあす(14日)にかけて、奈良・三重・和歌山の3県の知事を表敬訪問し、和歌山県の仁坂知事のもとにはあす(14日)訪問する予定です。

片男波のアサリ資源復活に向けた取組の成果発表(写真付)

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アサリの減少などのため、3年連続で潮干狩りが中止されている和歌山市の片男波干潟で、和歌山県や地元の漁協などが行ってきたアサリ資源の復活に向けた取り組みの成果発表が、きょう(13日)、和歌山市のホテルで行われ、場所によっては、アサリが順調に増えていることが報告されました。 和歌山県海草振興局と和歌山市、それに和歌川、布引、和歌浦の3つの漁協は、去年(23年)3月、水産資源の保全や干潟機能の回復をはかるため、「和歌山県和歌山市干潟保全対策地域協議会」を設立しました。そして、アサリ資源減少の原因と考えられている食害の防止や除去に向けて、片男波干潟にナルトビエイの侵入を防ぐ食害防止ネットを設置したり、ツメタガイの採取したりする取り組みなどを行ってきました。 アサリ資源回復状況の成果発表と試食会は、きょう(13日)午後1時半から、和歌山市雑賀崎のホテル「太公望」で開かれ、県や市、漁協、観光協会の関係者らおよそ50人が出席しました。このなかで、和歌山県和歌山市干潟保全対策地域協議会会長の西本治弘和歌川漁協組合長は、「ネットを設置したところでは、アサリは順調に増えている。市民の食卓に片男波干潟のアサリを届けられるように、活動を続けていきたい。」と述べました。このあと、協議会事務局からこれまでの取り組みや調査結果などについて説明が行われ、アサリ資源が徐々に復活していることが報告されました。 そして、基調講演した水産総合技術研究センター瀬戸内海区水産研究所の浜口昌巳主幹研究員は、「片男波干潟は、高い能力を持っているので、行政と漁協、そして地域で連携してアサリ資源の再生に取り組んでいってほしい。」と話しました。 きょう(13日)はこのあと、アサリの炊き込みご飯などアサリやはまぐり、アサリの天敵のツメタガイなどを使った料理の試食も行われ、参加者らは、片男波の海の幸に舌鼓を打っていました。

和大附属小学校の児童が和歌山市に防災提言書(写真付)

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防災について1年間学習していた和歌山大学教育学部附属小学校の児童40人が、きょう(13日)、和歌山市の大橋建一市長らに勉強の成果を発表し、和歌山市への提言書を手渡しました。 和歌山大学教育学部附属小学校の4年生の児童は、去年(2011年)の春から一年間、地震に強い人間になろうを合い言葉に市の防災総合センターなどで防災について学習してきました。防災提言書の報告会は、きょう(13日)午後、和歌山市消防局で行われ、和大附属小学校の4年生の児童と大橋建一和歌山市長、大江嘉幸教育長らが出席しました。そして、児童たちは市長さんや市民のみなさんに読んでほしいと、自分たちの考えをまとめた提言書「防災学びの足跡」を大橋建一市長らに手渡しました。このなかで、児童たちは100年後のふるさと和歌山市をまもるためとして、「高台へダッシュします、最悪なことをイメージします、そして浜口梧陵をめざします。」と3つの宣言を力強く発表しました。また、ぶらくり丁でのオープンカフェなどで児童らが一生懸命集めた募金も手渡しました。これに対し、大橋市長は、「大震災がおこっても、まだまだ切実感がない人が多い。1年間の勉強の成果を聞いて心強く思いました。」と話しました。

2月定例県議会閉会・新年度予算成立(写真付き)

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2月定例和歌山県議会は、最終日のきょう(16日)本会議が開かれ、総額5748億円の新年度(2012年度)予算案など、提案されたすべての議案を可決して閉会しました。 きょう(16日)成立した和歌山県の新年度一般会計予算では、紀伊半島豪雨からの復興や、東南海(とうなんかい)・南海地震対策などをより強化する「安全」の政策と、児童虐待防止や地域医療の支援、街頭犯罪防止などを核とする「安心」の政策、そして、県内産業の支援や、国体準備、道路整備などを核とする「挑戦」の政策の3つの柱で構成されています。新年度に取り組む主な事業は、「安全」の政策では県の地震・津波ハザードマップの改定などに1億2700万円あまりを計上したほか、市町村への支援に2億円を計上しています。また、市町村役場が被災した時に、県の職員や機材を派遣して救援体制をとる「移動県庁」の整備や、消防救急無線の広域化とデジタル化、洪水情報の充実や土砂災害対策の強化などにも取り組みます。このほか、児童虐待防止や地域医療体制の強化、県内産業の支援と観光の強化、国体準備など「安心」と「挑戦」の政策にも取り組みます。きょう(16日)の本会議で、新年度予算案を含む審議された全ての議案が可決したほか、県職員41人を削減する条例案や、きょう追加で議員提案された、議員報酬の3%カットを1年間継続するための条例の一部改正案などが可決しました。このほか、請願や意見書、決議案の採決も行われ、近畿自動車道の早期整備を求める意見書案や、LNG火力発電所建設促進を求める決議案など12案が原案通り可決されましたが、消費税増税に反対する意見書案は否決され、子ども・子育て新システム導入の廃止や、公的年金引き下げに反対する意見書の提出を求める請願2件は不採択となりました。2月定例県議会は、きょうで全ての審議を終え閉会しました。和歌山放送では、きょうの本会議の模様を、よる10時から録音ダイジェイストでお伝えします。

京奈和道の高野口・紀北かつらぎ間4月22日開通

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建設中の京奈和(けいなわ)自動車道・紀北東(きほくひがし)道路のうち、「高野口(こうやぐち)インター」から「紀北(きほく)かつらぎインター」までの区間が、来月(4月)22日(日)の午後3時に開通する事が決まりました。国土交通省・和歌山河川国道事務所によりますと、今回開通するのは、橋本市高野口町大野(おおの)の高野口インターから、紀の川市神領(じんりょう)の紀北かつらぎインターまでの、暫定2車線・4キロの区間です。1998年度に都市計画決定後、2002年度から用地買収に着手し、2006年度から本格的な建設工事を進めてきました。紀北東道路は、和歌山県内を通る京奈和自動車道のうち、高野口インターと、仮称・打田(うちた)インターとを結ぶ16・9キロの自動車専用道路で、今回東側のおよそ4分の1が完成します。開通は、来月22日(日)の午後3時の予定で、これに先だって、この日の午前10時から、紀北かつらぎインター付近の本線上で、関係者らが出席してのテープカットが行われます。さらに、開通1週間前の来月15日(日)には、完成した高野口インターと紀北かつらぎインターの間をサイクリングやウォーキング出来るイベントも行われる予定です。和歌山河川国道事務所は「国道24号の混雑緩和や事故の減少のほか、橋本市と和歌山市の所要時間の短縮、災害時の緊急用道路の確保などが期待出来る」と話しています。

飲酒友人に自分を送らせる 同乗の男を逮捕

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去年(2011年)9月、和歌山市で、酒を飲んで車を運転し分離帯などに衝突する事故を起こしたにも関わらず逃げたとして、当時29歳の男が、危険防止措置義務違反の疑いで逮捕された事件で、車に同乗していた男が、和歌山西警察署に、道路交通法違反の疑いで逮捕されました。捕まったのは、住所不定・無職の玉置正人(たまき・まさと)容疑者42歳です。警察の調べによりますと、玉置容疑者は、去年(2011年)9月8日午前3時ごろ、和歌山市南材木丁(みなみざいもくちょう)の県道で、酒を飲んでいた友人の当時29歳の男が運転する車に乗り、男が分離帯などに衝突する事故を起こしたにもかかわらず、男とともに逃げた疑いです。友人の男は、事件から2日後に逮捕され、その取り調べの中で玉置容疑者が車に乗っていたことがわかりました。玉置容疑者は、男に自分を送るように頼んだということで容疑を認めています。

小学校新入生に黄色いランドセルカバー贈呈式(写真付)

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この春小学校へ入学する和歌山県内の子どもに、交通安全のためランドセルにつけてもらう黄色いカバーの贈呈式が、きょう(16日)和歌山市の交通公園で行われました。 これは、はじめて学校に通う子どもたちに交通事故に関心を持ってもらうとともに、通学路を通るドライバーに注意喚起することで、交通安全に役立てようと、和歌山県交通安全協会が1960年から毎年、小学校へ入学する子どもたちに、ランドセルに取り付ける黄色のビニールカバーを贈っているもので、ことし(2012年)は県内のおよそ8000人の新入生に贈られます。贈呈式は、きょう(16日)午前11時から、和歌山市西の県立和歌山交通公園で行われ、和歌山県交通安全協会の大岡淳人会長から和歌山県教育委員会の巽清隆教育総務局長にランドセルカバーが手渡されました。このなかで県交通安全協会の大岡会長は、「交通ルールやマナーを守って、交通事故にあわないように、明るく元気に育ってください。」とあいさつしました。 そして、大岡会長と巽局長が贈呈式に出席した来月(4月)和歌山市立小倉小学校へ入学する5人の子どもたちのランドセルに黄色いカバーを取り付けました。ランドセルカバーをもらった子ども達は、「ありがとうございました。交通ルールをきちんと守ります。」と元気よく応えていました。 このあと、県交通安全協会の職員らが交通安全教室を開き、子どもたちに横断歩道の渡り方などを指導していました。

きのくに信用金庫が「お年寄りにやさしい信用金庫のブランド化に向けた取り組み」で近畿財務局から顕彰(写真付)

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近畿財務局の今年度(23年度)の地域密着型金融に関する取り組み顕彰に、和歌山市に本店があるきのくに信用金庫の「お年寄りにやさしい信用金庫のブランド化に向けた取り組み」が選ばれ、きょう(16日)顕彰状の贈呈式が行われました。 これは、全国の金融機関の地域密着型金融に関する先進的な取り組みや、ほかの金融機関の参考となるような中長期的な視点に立った組織全体としての継続的な取り組みを、全国の財務局が評価し、平成20年度から毎年顕彰しているものです。今年度(23年度)近畿財務局管内では、きのくに信用金庫など3つの金融機関が選ばれました。きのくに信用金庫は、平成5年の合併以来、高齢者のくらしに安心、安全を提供する「お年寄りにやさしい信用金庫」のブランド化をめざして活動を続けてきました。そして、高齢者との関係を強化するため、定期的な年金相談会の実施や一人暮らしの高齢者宅へ訪問する「一声運動」、バリアフリー化を進めるための機器の導入などさまざまな活動に取り組んできたことが評価されました。顕彰状の贈呈式は、きょう(16日)午後、和歌山市本町のきのくに信用金庫本店で行われ、池田篤彦近畿財務局長から、きのくに信用金庫の香山正人理事長に顕彰状が贈られました。香山理事長は、「さらに地域のために、がんばっていきたいと思います。」と受賞の感想を述べました。

橋本市の池永町子家住宅主屋など2件を登録有形文化財(建造物)の登録抹消

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国の文化審議会は、橋本市の池永町子家住宅の主屋と離座敷の2件が解体撤去されたのにともない、登録有形文化財(建造物)の登録抹消を文部科学大臣に答申しました。 これは、きょう(16日)開かれた国の文化審議会文化財分科会の審議などを経て決まったもので、今回、全国で8件の建築物を登録抹消するよう文部科学大臣に答申しました。和歌山県内では、2000年9月に登録有形文化財(建造物)に登録された橋本市の池永町子家住宅の主屋と離座敷の2件の建造物が答申に盛り込まれていて、住宅の維持が困難になったため、去年(2011年)10月に建造物が解体撤去されています。なお、和歌山県内での解体撤去に伴う登録抹消は初めてということです。これにより、県内の登録有形文化財(建造物)は、55ヵ所、146件となります。
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