けさ早く和歌山市西汀丁の国道交差点で、軽トラックに追突した乗用車が はずみで歩道橋に衝突する事故があり、乗用車を運転していた男性が死亡しました。
きょう(9日)午前7時半ごろ 和歌山市西汀丁の国道26号交差点で、和歌山市土入の会社員 上久保賢治(うえくぼ けんじ)さん50歳運転の乗用車が、信号で止まっていた軽トラックに追突、はずみで道路左側の横断歩道橋に衝突しました。この事故で上久保さんは病院に収容されましたが死亡しました。和歌山西警察署が原因などを調べていますが、乗用車は紀の川大橋方面から公園前方面へ直進して追突したもので、上久保さんは出勤途中でした。軽トラックを運転していた人にけがはありませんでした。
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和歌山市汀丁交差点で追突事故、1人死亡
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健やかな成長願う 発達に障がいがある子ども対象の水泳大会
海南市で、あさって(9日)、支援学校に通う子どもたちの水泳大会が開かれます。これは、発達につまずきのある子どもたちに水泳の楽しさを知り、健やかに成長してもらう活動をしているスペシャルスイミングフェスティバル実行委員会が、開くものです。今回で6回目になる大会には、支援学校に通う児童らおよそ60人が、100メートルのリレーなど22種目に参加して、水泳の楽しさを体験します。大会では、タイムは計りますが、順位はつけず、参加選手全員に金メダルが贈られます。水泳大会・スペシャルスイミングフェスティバルは、あさって(11日)午前10時から、海南市且来(あっそ)の海南市民温水プールで開かれます。
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和歌山市でありがとうメッセージはがき差出式(写真付)
ありがとうの気持ちをハガキに託した「ありがとうメッセージはがき」の差出式が、サンキューの日のきょう(3月9日)、和歌山市の和歌山中央郵便局で行われました。
「ありがとうメッセージはがき」は、家族や友人らに、言葉では伝えにくい「ありがとう」の気持ちをハガキで伝えようと、紀州よさこい祭りを主催するNPO紀州お祭りプロジェクトが、2008年の「第5回おどるんや~紀州よさこい祭り~」を記念してはじめたもので、ことし(2012年)で4回目です。差出式は、きょう(9日)午後、和歌山市一番丁の和歌山中央郵便局で行われ、NPO紀州お祭りプロジェクトの西平都紀子代表や郵便局株式会社の野尻勝久和歌山市地区統括局長、それに、2015年に和歌山県で行われる紀の国わかやま国体のPR隊長「きいちゃん」らが参加しました。差出式では、よさこい踊りの演舞が行われたあと、紀の国わかやま国体PR隊長「きいちゃん」が「紀の国わかやま国体を支えてくれるすべての和歌山県民のみなさんに、ありがとう」と書いた手紙を郵便ポストに投函しました。
そして、NPO紀州お祭りプロジェクトの西平都紀子代表が寄せられたおよそ8500通の「ありがとうメッセージハガキ」を郵便局の配達員に手渡し、各家庭に向けて出発しました。西平代表は、「今年は、踊りを通じて東日本大震災の被災地からも、ありがとうのはがきが届きました。紀州よさこい祭りを日本の役に立つまつりにしたい。」と話しました。
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あす(10日)から県立博物館で企画展「たたかう村」
鎌倉時代から江戸時代に紀伊国で暮らした村人のさまざまなたたかいの様子を紹介する企画展「たたかう村」が、あす(10日)から和歌山県立博物館で開かれます。
これは、鎌倉時代から江戸時代に生きた村人たちが、実際に武器を持ってたたかっていた様子や、裁判でたたかっていた様子など、さまざまな村人たちのたたかいの姿を通して、当時の村人の行動や考え方を知ってもらおうと開かれるものです。企画展は、あす(10日)から来月(4月)22日まで和歌山市吹上の県立博物館で開かれていて、県立博物館が所蔵する百姓が武器を持って上杉謙信軍を襲撃している場面を描いた「川中島合戦図屏風」や、県指定文化財で、熱湯に手を入れてやけどの具合で、嘘か本当かを判断する「湯起請」という独特な問題解決の方法を紹介している古文書など47点の資料を展示します。期間中の土曜・日曜日には、展示を解説するミュージアム・トークなども行われます。企画展「たたかう村」は、あす(10日)から来月(4月)22日まで和歌山県立博物館で開かれます。
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和歌山市の職員とわかやま絵本の会会員が「和歌浦の風景」を出版(写真付)
江戸時代の和歌山の風景や風俗を絵図と解説で記した地誌書『紀伊国名所図会』をカラーで分かりやすく解説した「和歌浦の風景~カラーでよむ『紀伊国名所図会』」が、今月(3月)17日から発売されます。
今回発売される本は、2009年に発行した「カラーでよむ『紀伊国名所図会』シリーズの第2弾で、「紀伊国名所図会」で取り上げられている和歌浦の24の風景を集めています。A4版、オールカラーの64ページで、ニュース和歌山紙上に、おととし(2010年)10月から去年(2011年)6月まで、2回のシリーズに分けて連載されていて、和歌浦周辺が描かれた24枚の絵図に、わかやま絵本の会の芝田浩子さんが500色の色鉛筆を使って彩色し、和歌山市文化振興課の額田雅裕副課長が解説を加えました。当時の和歌浦周辺での武家や庶民のくらしが鮮やかに描かれ、現在の写真との比較もできるようになっています。なかでも、名物のスイカの収穫風景を紹介した「布引の松と西瓜畑」では、スイカを放り上げて割っている様子やスイカにかぶりついている様子など当時の庶民の生活がありありと表現されています。「和歌浦の風景~カラーでよむ『紀伊国名所図会』」は、今月(3月)17日から県内の主要書店などで発売されます。価格は税込み1050円です。詳しくは、ニュース和歌山編集部 電話 073-433-4882 です。
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「わかやまさんぽみちプロジェクト」次田代表を「わかやま応援団」に委嘱(写真付き)
和歌山県の魅力発信に協力する著名人や社会人、団体を「わかやま応援団」として委嘱している和歌山県は、きょう(9日)あらたに、和歌山市出身で広島市のNTT西日本社員・次田尚弘(つぎた・なおひろ)さん23歳を「わかやま応援団」に加え、委嘱状を交付しました。
飯田観光交流課長(右)から委嘱状を渡される次田さん(左)(3月9日・和歌山県庁)
次田尚弘さん(3月9日・和歌山県庁北別館)
次田さんは、和歌山市堀止(ほりどめ)出身で、現在、NTT西日本広島支店・法人営業部でシステムエンジニア部門の仕事を担当しています。慶応大学在学中から、学生仲間らと研究グループ「わかやまさんぽみちプロジェクト」を設立し、代表として、東京のわかやま喜集館(きしゅうかん)の電子看板や、インターネットのサイトなどで県の情報発信を行っているほか、大学卒業後の去年(2011年)3月からは「和歌山市観光発信人」にも委嘱されています。
きょう(9日)午前10時、県庁・北別館で行われた委嘱式で、県・観光交流課の飯田修章(いいだ・のぶあき)課長から次田さんに委嘱状やオレンジ色のスタッフジャンパー、「わかやま応援団」の名刺などが手渡されました。飯田課長は「台風12号からの復興している元気な和歌山の姿を、中国地方の皆さんにも広く発信して欲しい」と託すと、次田さんは「美しい自然と人の温かさを一生懸命発信します」と応えていました。「わかやま応援団」には、これまでにラジオパーソナリティの浜村淳(はまむら・じゅん)さんや、元・阪神タイガースの藤田平(ふじた・たいら)さんなど、和歌山とゆかりの深い1団体51人に委嘱されていて、次田さんで53番目となり、広島県在住者に委嘱されるのは初めてです。
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共産・原矢寸久氏を和歌山3区から擁立
共産党和歌山県委員会は、次の衆議院選挙で、県委員会副委員長の原矢寸久(はら・やすひさ)氏60歳を、和歌山3区から擁立することを決めました。これは、今月(3月)4日の共産党県委員会の総会で決まったものです。原氏は、白浜町(しらはまちょう)出身の60歳、県立熊野(くまの)高校卒業後、立命館(りつめいかん)大学在学中の1971年(昭和46年)日本共産党に入党しました。立命館大学中退後は、地元新聞の記者を経て、共産党南地区委員長などを歴任し、去年(2011年)から党県委員会の副委員長を務めています。原氏は、きょう(9日)午後、和歌山県庁で記者会見し「震災や原発事故から思うところが沢山あり、民主党政権のチャチな改革ではダメだと強く感じて出馬を決意した」と述べました。そして「消費税増税をせずに、社会保障の充実と経済とくらしの上向きを実現出来る政策を訴え、閉塞感を打開出来るような候補者活動を行いたい」と決意を表明しました。また和歌山3区については「第一次産業の再興無くして打開は考えられない。戦後日本の国づくりでは太刀打ちできない。抜本的な改革が必要だ」と述べ、高齢化社会対策や景気・経済対策、原発ゼロの実現、社会保障の充実、消費税増税反対を重点に訴え、選挙戦に臨む意向を示しました。
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NTT西・台風被災者の電話機無償譲渡・受付期間を延長
NTT西日本・和歌山支店は、去年(2011年)9月の台風12号で被災した人への電話機の無償譲渡の受付期間を、ことし(2012年)6月末まで延長することを決めました。NTT西日本では、去年の台風12号で被災し、電話機が壊れた和歌山県内の人を対象に、電話機の無償譲渡を行っていて、これまで、紀南地方を中心に30台あまりの電話機を提供しています。当初は、受付期間を先月(2月)29日までとしていましたが、現在も、住宅再建などで電話機の無償譲渡を希望する問い合わせが新宮・東牟婁(しんぐう・ひがしむろ)地方を中心に寄せられていることから、NTTでは受付期間を延長し、ことし6月30日(土)までとする事を決めました。受付は、通話料無料で局番なしの「116」番で、携帯電話やPHSなどからは、フリーダイヤル0120(494)294で、いずれも土日・祝日を含む毎日午前9時から午後5時まで受け付けています。
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2月定例県議会・予算特別委員会1日目
2月定例和歌山県議会は、きょう(9日)から予算特別委員会が行われ、初日のきょう(9日)は4人の委員が質問しました。きょう(9日)質問したのは、自民党県議団の服部一(はっとり・はじめ)委員、改新クラブの谷口和樹(たにぐち・かずき)委員、共産党県議団の高田由一(たかた・よしかず)委員、自民党県議団の立谷誠一(たちたに・せいいち)委員です。服部委員は、県の行財政の現状や今後の見通しのほか、仁坂知事就任後の懲戒処分などについて県の考えを質しました。谷口委員は、紀の国わかやま国体に向けた人材の獲得や、国体終了後のスポーツ振興などについて質問しました。高田委員は、紀の国わかやま国体に向けて、スポーツ選手の雇用への援助のほか、河川の砂利の採取の採算性などについて県の考えを質しました。立谷委員は、エネルギーの安定供給に関する政府の方向性への知事の見解や、自殺防止に取り組む県内の民間団体への支援などについて質問しました。予算特別委員会は、今月(3月)12日・月曜日にも行なわれる予定です。和歌山放送ではきょう(9日)と12日の予算特別委員会の審議の模様を、それぞれよる10時から録音ダイジェストでお伝えします。
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紀の川市で警察官かたる振り込め詐欺
今月(3月)に入ってから、紀の川市で、警察官と弁護士を名乗る男から83歳の男性宅に、「過去の振り込め詐欺被害を取り返す」などと電話があり、男性が現金18万円をだまし取られる振り込め詐欺事件がありました。岩出警察署によりますと、今月(3月)6日前後、紀の川市の83歳男性宅に弁護士を名乗る男から、「過去の振り込め詐欺被害を取り返す。手数料は18万円だ」などと2回にわたって電話がありました。さらに、きょう(10日)になって、県警生活安全課の警察官を名乗る男から電話があり、現金を振り込むように促されたということです。男性は、以前、未公開株の詐欺被害にあったことがあり、去年(2011年)7月にも同様の電話があって未遂に終わっていました。電話の男は、2人とも20代から30代とみられます。警察は、振り込め詐欺事件とみて調べを進めています。
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3月定例御坊市議会が開会
御坊市の3月定例市議会が、きょう(9日)、開会しました。きょう(9日)は、津波避難タワーの建設や市立体育館の耐震補強・改修事業など、防災・減災対策が中心の総額197億5千万円あまりの新年度(24年度)一般会計予算案など34の議案が提案されました。主な事業では、津波から地域住民の命を守る津波避難タワーを建設するための調査に350万円、市立体育館の耐震補強・改修事業に1100万円、それに、防災ラジオの配備などに415万円をそれぞれ計上しています。 会期は、今月(3月)27日までの19日間で、一般質問は、今月(3月)14日から16日に行われます。
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柔道の県国体少年チームが合同強化練習(写真付き)
2015年に和歌山県で開かれる紀の国わかやま国体に向けて、柔道の県国体少年チームが、きょう(10日)、和歌山市で合同練習を行いました。
熱血指導のミュンヘンオリンピック男子70キロ以下級金メダリスト・野村豊和氏(右)
きょう(10日)午前9時から、和歌山市中之島(なかのしま)の柔道会館で行われた練習には、県内の各大会で好成績をおさめた高校1、2年生の男女およそ25人が参加しました。選手たちは、大粒の汗をかきながら気合いの入った表情で、技をかける動作を繰り返す「打ち込み」などの練習を繰り返していました。指導にあたった、1972年のミュンヘンオリンピック男子70キロ以下級金メダリストの野村豊和(のむら・とよかず)さん62歳は、「選手たちは、一生懸命練習に取り組んでいて、熱い気持ちが伝わってきました。みんなで協力してわかやま国体で良い結果が出るよう指導したい」と話しました。一方、県立和歌山北高校1年生で、身長178センチ、体重160キロの大家皆(おおや・かい)選手は「全ての大会で優勝したい」と力強く話していました。
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県立博物館スポット展示「『梅椿図』のウラを読む!」
文化財の裏側の部分から、制作された事情や伝えられてきた経緯を知ろうというユニークな展示が、和歌山市の県立博物館で行われています。
県立博物館では、「スポット展示」として所蔵品を無料で展示、公開していますが、今回からは、「文化財のウラ、見ませんか?」をテーマに、通常は展示することのない文化財の裏側にスポットを当て、その文化財が制作された事情や伝えられてきた経緯などを紹介します。1回目となる今回は、「『梅椿図』のウラを読む!」と題して、紀伊藩2代藩主の徳川光貞が描いたとされる「梅椿図」の裏書きなどを展示しています。「梅椿図」のウラには、徳川光貞が粉河で鹿狩りをした際、雨が降り出したため雨宿りをしているときに「梅椿図」を描いたことや、「梅椿図」のほかに、「牡丹」や「水仙」の絵を同じ時に描いたことなどが記されています。今回の展示では、この裏書き部分を公開し、通常展示される表側「梅椿図」は写真パネルで紹介されています。スポット展示「『梅椿図』のウラを読む!」は、来月(4月)27日まで和歌山県立博物館で開かれています。
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あす(11日)、鷺の森別院で東日本大震災犠牲者一周忌・復興祈念法要
東日本大震災から1年となるあす(11日)、和歌山市の鷺の森別院で犠牲者を追悼する法要が営まれます。
これは、和歌山県仏教会が震災から1年となるのを機に、犠牲者の冥福を祈り、被災地の1日も早い復興を願って開くものです。「東日本大震災 犠牲者一周忌ならびに復興祈念法要」は、あす(11日)午後2時15分から、和歌山市鷺の森の鷺の森別院本堂で行われます。そして、地震発生と同じ午後2時46分に黙とうを捧げ、各宗派の僧侶が一堂に揃って追悼法要を行います。また、震災後、被災地に行った僧侶が当時の状況なども話します。主催する和歌山県仏教会では、「多くの人に祈りを捧げに来てもらいたい。」と話しています。「東日本大震災 犠牲者一周忌ならびに復興祈念法要」は、あす(11日)午後2時15分から、和歌山市鷺の森の鷺の森別院本堂で行われます。
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あさって(12日)、平成24年度公立高校入試
和歌山県立高校の一般選抜とスポーツ推薦による入学試験が、あさって(12日)行なわれます。
あさって(12日)試験が行なわれるのは、県立高校全日制30校4分校67学科と和歌山市と海南市の市立高校全日制2校5学科、それに県立と市立の定時制です。県立高校全日制は定員7397人に対し、スポーツ推薦137人を含む合わせて7388人が出願し、平均出願倍率は1.00倍となっています。全日制普通科で倍率が高かったのは、和歌山北高校・西校舎が1.41倍、向陽高校が1.18倍、笠田高校が1.16倍、神島高校が1.11倍、そして和歌山東高校が1.09倍などとなっています。また、専門学科と総合学科で倍率が高かったのは、和歌山工業高校産業デザインが1.23倍、貴志川高校人間科学と紀央館高校工業技術が1.20倍、紀北工業高校システム化学が1.18倍、そして箕島高校機械が1.15倍などとなっています。学力検査はあさって・12日、面接と実技検査は今月(3月)13日に行われ、合格発表は今月(3月)21日です。
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和歌山市の加太で「桜鯛祭り」
加太漁港で水揚げされた特産の鯛など新鮮な魚介類の販売や鯛料理などで加太をPRする「桜鯛祭り」がきょう(10日)、和歌山市加太で開かれ、大勢の観光客や地元の人らで賑わいました。
これは、加太観光協会と加太漁協、それに加太連合自治会が鯛の水揚げの盛んな加太を広くPRしようと開いたものです。きょう(10日)は午前10時半から、和歌山市加太の淡嶋神社前駐車場で、加太春日神社の宮司による鯛供養が行われ、続いて鯛の稚魚放流が行われました。そのあと、お笑いタレント「虹色ポッケ」のトークショーやストリートダンス、それにシンガーソングライターの古家学さんのライブといったステージイベントが行われ、会場を盛り上げました。また、加太で水揚げされた新鮮な魚介類を特別価格で販売する「加太昼市」も同時に開かれたほか、先着100人に天然の鯛の刺身や磯汁、生わかめが無料で振舞われ、参加者らは新鮮な加太の海の幸に舌鼓を打っていました。
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スペシャルオリンピックス日本・和歌山のメンバーが出演
知的発達障害を持つ人たちがスポーツを通じて社会参加を応援する「スペシャルオリンピックス日本(にほん)・和歌山」のメンバーが、きょう(10日)和歌山放送の番組に出演し、今後の目標などについての意欲を話しました。
「スペシャルオリンピックス」は、1968年にアメリカのケネディ大統領の妹ユニス・シュライバーが、当時スポーツを楽しむ機会の少なかった知的発達障害のある人たちに、スポーツを通じ社会参加を応援する目的で設立した団体で、日本国内の組織は1994年に設けられたほか、和歌山県内は2006年に「スペシャルオリンピックス日本・和歌山」として正式な活動を始めています。きょう(10日)の番組出演は、和歌山放送のワイド番組「ウインズ平阪の全力投球」のパーソナリティ・ウインズ平阪さんが県内組織の会長を務めているという縁で実現したもので、副会長の太田正彦さんは「できるだけ多くの人にスペシャルオリンピックスの活動内容を知っていただきたい」と理解を求めました。また太田さんは「障害があるからといって引きこもらないように、生涯スポーツとして取り組んでほしい。オリンピックに当たる『ワールドゲームス』など、世界の舞台も開かれています」と話していました。またボウリング競技に打ち込む丸山洋平(まるやま・ようへい)選手は「みんなの力で頑張っていきたいです」と、競技力向上への意欲を見せました。
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利用者に暴行の疑いで介護士・介護福祉士の男を再逮捕
去年5月、紀の川市の介護施設でデイサービスを利用する認知症の高齢者の頭を殴ったなどとして、介護士と介護福祉士の男2人が、暴行の疑いで岩出警察署に再逮捕されました。
再逮捕されたのは、紀の川市下鞆渕(しもともぶち)の介護士・北浦一樹(きたうら・かずき)容疑者25歳と、岩出市中迫(なかぶさ)の介護福祉士・廣瀬有城(ひろせ・ゆうき)容疑者28歳の2人です。岩出警察署の調べによりますと、北浦容疑者は、去年5月6日頃、勤務していた紀の川市貴志川町の介護施設で、服を脱ぐのを嫌がった当時88歳の女性の頭を叩いた疑いです。一方、廣瀬容疑者は、おととし10月9日頃、同じ介護施設で、食べさせた物を吐き出した当時81歳の男性の頭を叩いた疑いが持たれています。北浦容疑者らは、先月、既に介護利用者らに対する暴行の容疑で岩出警察署に逮捕されており、今回はその余罪とみられています。調べに対して2人は「腹が立ったのでやってしまった」と容疑を認めています。
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早稲田大学校友会の和歌山県支部総会 開かれる
早稲田大学校友会和歌山県支部の総会が、きょう(10日)午後、和歌山市で開かれました。総会は、きょう(10日)午後、和歌山市屋形町(やかたまち)のルミエール華月殿で開かれ、役員改選で支部長に森田実美(もりた・じつみ)和歌山県議会事務局長が選ばれたほか、幹事長には、小村(こむら)産業グループ代表の小村哲也(こむら・てつや)氏が選ばれました。総会では、東日本大震災と台風12号の犠牲者に黙祷が捧げられたのに引き続いて、早稲田大学地域交流フォーラムが開かれ、鎌田薫(かまた・かおる)早稲田大学総長と秋葉賢一(あきば・けんいち)早稲田大学大学院教授が講演を行い、参加者らは、熱心に耳を傾けていました。
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いちご電車で園児らがいちご狩り(写真付き)
毎年3月15日は、和歌山電鐵が制定した「いちごの日」です。これに先立ち、きょう(12日)、貴志川線の人気車両「いちご電車」の車内にいちごの実がなったプランターが用意され、地元の保育園児たちがイチゴ狩りを楽しみました。
正真正銘の「いちご電車」に…(3月12日・和歌山電鐵貴志川線)
いちご電車(3月12日・和歌山駅)
これは、沿線の紀の川市貴志川町(きしがわちょう)の特産・イチゴをPRすることで、貴志川線の存続に向け、沿線住民と一体となっての地域活性化を図ろうと行われているものです。
きょう(12日)午前11時50分、和歌山発貴志行きのイチゴ電車の車両に、貴志川観光いちご協会の協力で、和歌山オリジナルのイチゴ「まりひめ」の苗が植えられたプランター10個と、真っ赤に色づいた「べにほっぺ」の実が沢山入ったバスケットがいちご電車内に設置されました。
そして、招待された和歌山市吉礼(きれ)のしょうぶ保育園の年長組28人の園児と職員らが、いちごTシャツ姿で次々とべにほっぺの果実を味わい、「すごく美味しい。イチゴ大好き」などと話しながら屈託のない笑顔を見せていました。和歌山電鐵によりますと、通勤電車の中でイチゴ狩りを行う鉄道会社は、全国でもここだけだということです。
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