星林高校出身で、元プロ野球南海ホークス内野手の東出康博(ひがしで・やすひろ)さんが、今月(3月)4日、心筋梗塞のため亡くなりました。61歳でした。東出さんは、1969年に、ドラフト8位で、星林高校から南海ホークス、現在のソフトバンクに入団し、引退後は球団職員を務めました。95年にコミッショナー事務局に入り、 企画部長などを歴任しました。東出さんは1968年昭和43年、内野手として夏の甲子園大会に ヤクルト・スワローズなどでコーチを務めた松井雅典(まつい まさのり)さんらと出場、韋駄天星林の中心選手として活躍しました。葬儀・告別式は今月9日午前11時から、横浜市港北区綱島西1-13-6、東照寺会館で営まれます。喪主は長男の大(だい)氏です。
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元南海ホークスの東出康博氏死去 、星林高校出身、61歳
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「社員権を買えば配当金が入る」 振り込め詐欺で女性被害
ことし(2012年)1月から2月にかけて、「社員権を買えば配当金が入る」などと嘘を言い、和歌山市の女性から現金をだまし取る振り込め詐欺事件が発生しました。去年(2011年)3月ごろ、和歌山市の69歳の女性宅に「株式会社プライムアロー」の「大庭(おおば)」と名乗る男から「プライムアローの社員権を購入すれば、年に5パーセントから8パーセントの配当金が入る」などと電話があり、被害者の女性は、150万円分の社員権を購入しました。その後、ことし(2012年)1月中旬、「マツシタ」と名乗る別の男から「社員権200口・2000万円分を購入すれば、700万円から800万円を上乗せして買い取る」と電話がありました。女性は、「大庭」に相談し「50万円を振り込めば、200口を購入できる権利をとっておく」と言われたため、先月(2月)20日、現金50万円を、さらに現金を要求され、3日後に70万円を振り込み、合わせて120万円をだまし取られました。警察は、振り込め詐欺事件とみて調べています。
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日赤・東日本大震災義援金受付を9月末まで延長
東日本大震災の義援金を受け付けている日本(にっぽん)赤十字社は、震災からまもなく1年が経ついまでも多くの義援金が寄せられているとして、ことし(2012年)9月30日(日)まで受付期間を延長することを決めました。日本赤十字社では、震災発生後から全国の支部を通じて義援金を受け付けていて、今月5日現在、270万件あまり、3102億円あまりが寄せられ、被災した15の都道県に送金されています。今月11日に発生1年を迎えますが、いまも1週間に4000から5000件、4億から5億円の義援金が寄せられていることから、今月いっぱいまでとしていた受付期間を、さらに半年延長し、9月30日(日)までとすることを決めました。日赤和歌山県支部では「義援金は手数料を頂くことなく全額を被災者に届けています」と述べ、引き続き震災義援金への協力を県民に呼びかけています。日本赤十字社の東日本大震災義援金は、ゆうちょ銀行や郵便局の郵便振替口座で9月30日まで受け付けています。詳しくはホームページをご覧頂くか、和歌山県支部総務課までお問い合わせ下さい。電話073(422)7141です。
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2月定例県議会・一般質問4日目
和歌山県議会の2月定例会は、きょう(7日)一般質問4日目が行われ、改新クラブの片桐章浩(かたぎり・あきひろ)議員と、自民党県議団の山本茂博(やまもと・しげひろ)議員、共産党県議団の雑賀光夫(さいか・みつお)議員の3人が質問しました。片桐議員は、建設が計画されている阪和自動車道・和歌山南インターチェンジや、旧・南紀白浜空港跡地へのメガソーラー発電施設設置の可能性などについて県の考えを質しました。山本議員は、岩出(いわで)市の県・植物公園緑化センターの無料化や、建設中の京奈和(けいなわ)自動車道・打田(うちた)インターの供用に伴う周辺の道路のへの影響などについて質問しました。雑賀議員は、日中国交回復40周年に関連して、辛亥革命(しんがいかくめい)を起こした中国の孫文(そんぶん)と博物学者・南方熊楠(みなかた・くまぐす)との出会いの地・和歌浦(わかうら)を日中友好のシンボルに出来ないか、また、子ども会の補助金や、風力発電施設の低周波被害などについても質問しました。和歌山放送では、きょう(7日)の一般質問4日目の模様を、こんや(7日)10時から録音ダイジェストでお伝えします。
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62歳会社員 酒気帯び運転で逮捕 田辺市
きょう(7日)正午前、田辺市の市道で、酒を飲んで車を運転したとして、62歳の会社員の男が、田辺警察署に道路交通法違反の疑いで現行犯逮捕されました。捕まったのは、田辺市上秋津(かみあきづ)の会社員・西健作(にし・けんさく)容疑者62歳です。警察の調べによりますと、西容疑者は、きょう(7日)正午前、田辺市紺屋町(こんやまち)の市道で、酒を飲んで軽乗用車を運転した疑いです。西容疑者が、携帯電話で通話しながら車を運転した疑いがあり、パトロール中の警察官が、職務質問したところ、酒のにおいがしたため、飲酒検知を行い酒気帯び運転が発覚しました。西容疑者は、「朝に酒を飲んだ」などと容疑を認めています。
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10日、和歌山市加太の「桜鯛祭り」
特産の鯛など加太漁港で水揚げされた新鮮な魚介類の販売や鯛料理などで加太をPRする「桜鯛祭り」が、今月(3月)10日、和歌山市加太で開かれます。
これは、加太観光協会と加太漁協、それに加太連合自治会が鯛の水揚げの盛んな加太を広くPRしようと開いているものです。桜鯛祭りは、今月(3月)10日・土曜日、和歌山市加太の淡嶋神社前駐車場で開かれ、まず午前10時半から、鯛供養や鯛の稚魚放流などが行われます。続いて、オープニングセレモニーや加太こい踊り、お笑いタレント「虹色ポッケ」のショー、ストリートダンス、それに古家学さんのライブといったステージイベントが行われます。また、加太で水揚げされた新鮮な魚介類を特別価格で販売する「加太昼市」も同時に開かれるほか、当日は先着100名様に天然の鯛の刺身や磯汁、生わかめが無料で振舞われます。なお、振る舞いの開始時間は当日会場で発表されます。このほか、鯛料理やたこいなり、まつり寿司などの販売や、紀ノ國戦隊紀州レンジャーのタイレンジャーも登場します。和歌山市加太の「桜鯛祭り」は、今月(3月)10日、午前10時半から淡嶋神社前駐車場で行われます。
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稲作体験学習で地域について学んでいる印南町立稲原中学校に県農業教育賞
農業の実習体験を通じて、食農教育を実践している小中学校を表彰する平成23年度の和歌山県農業教育賞の最優秀賞に、7年にわたって稲作体験学習で地域について学ぶ「稲中農業」に取り組んでいる印南町立稲原中学校が選ばれました。
和歌山放送などが後援する和歌山県農業教育賞は、小中学校の児童や生徒が農産物の栽培活動などの実習体験を通して、自然や生命の大切さを育む食農教育を実践している学校を和歌山県とJA和歌山中央会が表彰しているものです。21回目となる今回は、県内の小学校9校と中学校1校、それに特別支援学校1校のあわせて11校から応募があり、最優秀賞の県知事賞に、印南町印南原の町立稲原中学校が選ばれました。稲原中学校は、7年前から、名前の「稲の原」にちなみ、稲作体験学習は不可欠と、自分たちの地域を学ぶ「稲中農業」に取り組み、豊かな体験学習や地域とのつながり、食育活動などを深めていることが評価されました。表彰式は、きょう(7日)午前、稲原中学校で生徒らおよそ60人が参加して行われ、賞状などが贈られました。県農業教育賞にはこのほか、優秀賞に白浜町立安宅小学校、奨励賞に印南町立稲原小学校と那智勝浦町立宇久井小学校、それに和歌山大学教育学部附属特別支援学校が選ばれました。
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11日、災害と障害者問題を考えるシンポジウム
去年(3年)3月の東日本大震災からちょうど1年となる今月(3月)11日、災害と障害者問題について考えるシンポジウムが和歌山市で開かれます。
去年(23年)3月の東日本大震災では、多くの障害児者も犠牲となったほか、被災後の避難所生活においても、障害者やその家族は障害ゆえの困難を背負って生活しているため、これからの避けられない災害に対して、苦い経験から学んだことや、これからの生活をどう変えていくかを一緒に考えようと開かれます。シンポジウムは、今月(3月)11日・日曜日、午後1時半から、和歌山手平の和歌山ビッグ愛で開かれ、和歌山大学防災研究教育センター長の此松昌彦教育学部教授がコーディネーターを務め、被災地の宮城県や福島県で実際に障害児者の支援に当たった医師などが参加します。シンポジウムでは、東日本大震災での教訓を学ぶとともに、今後予想される災害に対して、障害のある人の防災のあるべき姿を話し合います。「災害と障害者問題を考えるシンポジウム」は、今月(3月)11日、午後1時半から和歌山ビッグ愛で開かれます。参加は無料です。問い合わせは、実行委員会 電話 073-427-8149 です。
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性被害の専門家電話相談4月開設・街頭啓発10日から
性犯罪の被害者を対象に臨床心理士が悩みに応える無料電話相談が来月(4月)から始まるのを前に、公益財団法人・紀の国被害者支援センターは、今月(3月)10日(土)から和歌山市内で街頭啓発活動を行って、市民に利用を呼びかけます。この電話相談は、紀の国被害者支援センターが、これまでの電話相談に加え、性犯罪被害者のためにも来月(4月)から専門の窓口を開くもので、こころの専門家である臨床心理士が無料で電話相談に応じます。必要に応じて、面談での相談も行われます。 これを多くの市民に告知するため、今月(3月)10日から、和歌山市内のスーパーマーケットで、センターの職員らが電話相談のチラシやメモ帳などを配布します。また、今月16日(金)のあさ7時半からは、JR和歌山駅前と南海和歌山市駅前でも、和歌山県や和歌山県警、和歌山市の職員らも加わっての街頭啓発を行います。これと連動して、今月30日(金)には、和歌山市西高松(にしたかまつ)の県立図書館2階「メディアアートホール」で、愛知県出身のミュージシャン「ぱん」さんによる弾き語り被害者支援ライブも行われます。この中で、自らも性犯罪被害者であるぱんさんが、その時の体験を語り、性犯罪被害者への支援を歌とメッセージで訴えます。来月(4月)開設される「性被害に関する専門相談」は、祝日と年末年始を除く毎月第1・第3土曜日の午後1時から5時まで相談を受け付けます。秘密は厳守され、相談は無料です。受付電話番号は073(427)1000です。
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11日、和歌山市で津波避難訓練と救急医療連携訓練
県南部の潮岬沖で地震が発生したとの想定で、東日本大震災が発生から1年となる今月(3月)11日、和歌山市で津波避難訓練と災害時の救急医療連携訓練が行われます。
この訓練は、近い将来に発生が予想されている東海・東南海・南海地震に備え、津波警報が発令された際、住民が速やかな避難行動を行い、犠牲者を無くすとともに、大規模災害時における医療機関との連携を強化しようと行われます。今月(3月)11日は、午前9時から、まず津波避難訓練が、和歌山市紀三井寺周辺で行われ、旭橋団地自治会と紀三井寺自治会、それに三葛自治会の住民らおよそ300人が参加します。そして、広報訓練や情報伝達訓練、高台にある正行寺と名草山霊園に避難する訓練などを行います。また、医療機関との連携強化を目的にした集団災害対応訓練は、午前10時から和歌山県立医科大学付属病院で行われ、和歌山市の保健所や消防局の職員のほか、県立医科大学の医師や学生、県の防災航空隊などおよそ120人が参加します。そして、それぞれの参加機関が連携して、トリアージや初期治療、搬送などの訓練を行います。
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南方熊楠・孫文の案内板設置記念のつどい・25日開催
和歌山県出身の世界的な博物学者・南方熊楠(みなかた・くまぐす)と、中国で辛亥革命(しんがいかくめい)を起こした活動家・孫文(そんぶん)が、1901年2月に和歌山市の景勝地「和歌の浦」で再会したことを記念する案内板が今月中(3月)に設置されることを記念して、今月25日(日)午後1時から、和歌山市の「和歌の浦アート・キューブ」で式典が開かれます。これは、日本中国友好協会和歌山県連合会の主催、和歌山県や和歌山市、地元の自治会や観光協会の後援で開かれるものです。県連合会では、1901年2月、和歌の浦の料亭「芦辺屋(あしべや)」で、親交のあった熊楠と孫文が再会した事を歴史に残そうと、地元の自治会や観光協会などと共に40年以上にわたって、歴代の県知事や市長に案内板の設置を要望し続けてきました。2年前、和歌の浦が国の名勝に指定されたのに続き、熊楠と孫文の歴史を記した案内板の設置が決まり、今月中に設置されることが決まりました。「記念のつどい」と題して開かれる式典では、県連合会の橋爪利次(はしづめ・としつぐ)会長や和歌山市立博物館の武内善信(たけうち・よしのぶ)主任学芸員が、熊楠と孫文の交流について講演するほか、記念合唱団による日本と中国の歌の合唱なども行われます。「記念のつどい」は今月25日(日)の午後1時から、和歌山市の「和歌の浦アート・キューブ」の多目的ホールで開かれます。入場は無料です。詳しくは、県連合会までお問い合わせ下さい。電話は073(424)6531です。
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11日、JR西日本が津波警報対処訓練
JR西日本は、津波警報が発令されたとの想定で、今月(3月)11日、串本町で、列車から乗客を避難・誘導する訓練を行います。
これは、県沿岸部に大津波警報が発令されたとき、津波の浸水区域に停車している列車から乗客を迅速に避難、誘導するために行うもので、今回で4回目です。津波警報発令時対処訓練は、今月(3月)11日・日曜日、午後4時50分から、JR紀勢線の串本・紀伊姫駅間で行われ、JR西日本和歌山支社の職員や串本町の住民らおよそ140人が参加します。訓練は、串本沖を震源とする震度7の地震が発生し、串本・紀伊姫駅間を走っていた列車が、緊急地震速報システムで津波浸水区域に停車したとの想定で進められ、停車した列車の乗客およそ80人を乗務員らJR西日本の職員が安全に列車から降ろし、指定された避難場所まで誘導します。JR西日本和歌山支社では、「東日本大震災では津波の怖さがあらためて認識されていて、乗客に安心感を与えるためにも、普段から乗務員が訓練することで、迅速な避難・誘導を徹底したい。」と話しています。
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2月定例県議会・一般質問5日目
和歌山県議会の2月定例会は、きょう(8日)一般質問5日目が行われ、自民党県議団の尾﨑太郎(おざき・たろう)議員と、刷新(さっしん)クラブの山下大輔(やました・だいすけ)議員、自民党県議団の山田正彦(やまだ・まさひこ)議員の3人が質問しました。尾崎議員は、県庁南別館の管理業務に関する一般競争入札の問題点について県の見解を質しました。山下議員は、女性がもっと頑張れる環境の整備や、中国・山東省(さんとうしょう)に県内企業のサポートデスクを設置する事などについて、山田議員は、去年(2011年)県内で発生した鳥インフルエンザの埋却地に関して、最終処分の現状と今後の対応のほか、高等専修学校の現状などについて質問しました。2月定例県議会の一般質問はきょう(8日)で終了し、あす(9日)と今月12日(月)には予算特別委員会での審議が行われる予定です。和歌山放送では、きょう(8日)の一般質問5日目の模様と、予算特別委員会の模様を、その日のよる10時から録音ダイジェストでお伝えします。
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和歌山市の特別養護老人ホームで火災を想定した災害対応訓練(写真付)
春の全国火災予防運動の一環として、高齢者や体の不自由な人が入所する和歌山市の特別養護老人ホームで、きょう(8日)火災を想定した災害対応訓練が行われました。
これは、特別養護老人施設の職員の速やかな通報や初期消火の確認と消防隊と連携して避難誘導を効果的に実施できる体制を強化しようと行われたものです。災害対応訓練は、きょう(8日)午前、和歌山市北野の特別養護老人ホーム喜成会で行われ、喜成会の職員と和歌山市北消防署の警防隊員や消防隊員らおよそ50人が参加しました。訓練では、施設内にいる職員が少ない午前4時に火災が発生したとの想定で、職員による通報訓練や初期消火訓練、消防署員による避難誘導訓練やトリアージ訓練が行われました。施設の職員らは消防署員に、施設内で動けなくなっている重傷5人を含む15人の入所者の状態を説明し、連携して避難誘導を行いました。
特別養護老人ホーム喜成会の向井博子施設長は、「消防署と協力して大規模な訓練を行うのははじめてです。いろいろな課題が見つかったので、発生が予想されている大規模地震などに備えたい。」と話していました。
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11日、被災美術作品の救援活動報告会
県立近代美術館の職員らが参加した美術作品などの救出や修復の活動報告会が、東日本大震災から1年となる今月(3月)11日に和歌山市で開かれます。
東日本大震災の被災地では、美術館や博物館の所蔵品など多くの文化財が被害をうけたため、全国の美術館や博物館、専門機関から多くのスタッフが被災地を訪れ、作品や資料などの救出と修復に当たりました。和歌山県立近代美術館も文化庁の呼びかけによる「文化財レスキュー事業」に参加し、5人の職員が津波による甚大な被害をうけた三陸海岸地域の美術館などの文化財の救援活動を行いました。被災美術作品救援活動の報告会は、今月(3月)11日・日曜日、午後3時半から、和歌山市吹上の和歌山県立近代美術館で開かれ、県立近代美術館の浜田拓志副館長が、岩手県陸前高田市の市立博物館での救援活動について発表し、壊れた施設から被災した美術作品の搬出など実際の作業内容について説明します。陸前高田市立博物館被災美術作品等救援活動報告会は、今月(3月)11日・日曜日、午後3時半から、和歌山県立近代美術館で開かれます。入場は無料です。問い合わせは、県立近代美術館 電話 073-436-8690 です。
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和歌山市でふれ愛作品展
障がいのある人への理解と認識を深めてもらおうと、きょう(10日)から和歌山市ふれ愛センターで「ふれ愛作品展」が開かれています。
これは、障がい者いきいき事業として和歌山市が開いている文化教室の生徒の作品を通して、心のふれあいや障がいのある人への理解と認識を深めてもらおうと開かれているもので、ことし(24年)で19回目です。作品展は、きょう(8日)から11日まで、和歌山市木広町の和歌山市ふれ愛センターで開かれていて、絵画やアートフラワー、陶芸、書道などの教室に参加した生徒らが製作した作品およそ180点が展示されています。また、あさって(10日)・土曜日には、午前10時から茶道教室の受講者によるお茶会も開かれます。和歌山市社会福祉協議会では、障がいを乗り越えて作った作品を多くの市民に見て欲しいと来場を呼びかけています。なお、ことし(24年)5月からはじまる24年度の障害者いきいき事業の参加者を現在募集しています。対象は、和歌山市在住の身体障害者手帳をもっている人で、今月(3月)11日までに、参加の申込が必要です。問い合わせは、和歌山市ふれ愛センター 電話 073-433-8866 です。
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田辺市の南方熊楠賞に森浩一氏
民族学や博物学などの分野で業績があった研究者に贈られる第22回南方熊楠賞に、同志社大学名誉教授の森浩一さん83歳が選ばれました。
これは、田辺市と南方熊楠顕彰会がきょう(8日)発表したものです。森さんは、大阪市生まれで、日本考古学と日本文化史学が専門です。天皇陵について、考古学に基づいた名付け方にするべきだと主唱し、天皇陵を学術資料とするきっかけをつくりました。選考委員会では、「調査研究の業績に加え、多彩な啓発活動や遺跡保存への働き掛けは、南方熊楠の生きざまに通じるものがある。」と評価しました。受賞した森さんは、「学位や賞はもらわないとする自分の原則は今回は捨てる。賞が大都会ではなく、田辺市にある顕彰会が行っていることに爽やかさを感じた。」とコメントしました。授賞式は、ことし(24年)5月12日午後1時半から田辺市の紀南文化会館で開かれ、森さんが講演します。
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有田市少年野球チームが金沢市チームと交流試合
去年(2011年)9月、スポーツ交流協定を結んだ有田市と石川県金沢市は、今月(3月)11日、有田市のマツゲン有田球場で、少年野球の交流試合を行います。これは、1979年の夏の甲子園で、球史に残る熱戦を演じた、箕島高校と星陵高校の地元の有田市と石川県金沢市の体育協会が友好を深めようと行うものです。協定締結後はじめての交流となる少年野球の試合は、金沢市の2つの代表チームと有田市の2つの代表チームが、有田市宮崎町(みやざきちょう)のマツゲン有田球場を舞台に2試合を行います。有田市体育協会事務局によりますと、来年度(2012年度)以降、野球以外のスポーツでも交流事業を行いたいということです。
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投資被害防ぐ 和歌山弁護士会の電話無料相談
先物取引や未公開株などでの投資被害を防ごうと、和歌山弁護士会は、きょう(8日)午後、電話無料法律相談を開きました。これは、先物取引被害全国研究会が実施する「全国一斉投資被害110番」に合わせて行われたもので、きょう(8日)は午後1時から、和歌山弁護士会消費者保護委員会委員の弁護士6人が電話相談にあたりました。相談は、70代から80代の高齢者を中心に、未公開株やFX取引に関するトラブルについてなど6件が寄せられました。相談にあたった田伏宏行(たぶせ・ひろゆき)弁護士は、「投資被害に合わないように、家族・友人に一度、相談するなど一度、立ち止まって考えてください」と注意を呼びかけています。
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豪雨被災地の那智勝浦町に慰霊碑建立
去年(23年)9月の台風12号による紀伊半島豪雨で、多くの死者、行方不明者を出した那智勝浦町で、きょう(8日)犠牲者の霊を慰める石碑が建立されました。
今月(3月)18日に行われる遺族会主催の合同慰霊祭で除幕されます。遺族会代表の岩渕三千生さんが、犠牲者の鎮魂と災害の記憶を風化させないとの思いから、那智川に流れ着いた天然石の使用を決め、親交のあった新宮市の石材店に慰霊碑の制作を依頼していました。完成した石碑は、高さおよそ1メートル、幅およそ70センチで、石碑の脇に犠牲者の名前が刻まれた石板が据えられています。
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