台風12号の被災地を勇気づけようと、ことし(2012年)7月、和歌山・奈良・三重の3県で「世界少年野球大会」が開催されることになり、主催者を代表して、世界少年野球推進財団理事長で、元・プロ野球ソフトバンクホークス監督の王貞治(おう・さだはる)さんらが、あす(14日)和歌山県庁の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事を表敬訪問します。これは、財団法人・世界少年野球推進財団や和歌山・奈良・三重の3県などが、少年少女が野球を通じて国際交流を深め、台風12号豪雨の被災地を勇気づけようと開くものです。大会は、日本を含む世界15の国と地域から少年少女の野球チームが参加し、期間中、国際野球連盟専任コーチの指導による野球教室が行われるほか、海外チームと和歌山・奈良・三重3県の少年野球チームとの交流試合、参加者同士の親睦パーティーなどが行われます。開会式は7月24日(火)の午前10時半から、閉会式は7月29日(日)の午後1時半から、いずれも三重県熊野市の「くまのスタジアム」で行われる予定です。開会に先立ち、王さんら主催者の世界少年野球推進財団の幹部らがきょう(13日)からあす(14日)にかけて、奈良・三重・和歌山の3県の知事を表敬訪問し、和歌山県の仁坂知事のもとにはあす(14日)訪問する予定です。
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