和歌山県の魅力発信に協力する著名人や社会人、団体を「わかやま応援団」として委嘱している和歌山県は、きょう(9日)あらたに、和歌山市出身で広島市のNTT西日本社員・次田尚弘(つぎた・なおひろ)さん23歳を「わかやま応援団」に加え、委嘱状を交付しました。
飯田観光交流課長(右)から委嘱状を渡される次田さん(左)(3月9日・和歌山県庁)
次田尚弘さん(3月9日・和歌山県庁北別館)
次田さんは、和歌山市堀止(ほりどめ)出身で、現在、NTT西日本広島支店・法人営業部でシステムエンジニア部門の仕事を担当しています。慶応大学在学中から、学生仲間らと研究グループ「わかやまさんぽみちプロジェクト」を設立し、代表として、東京のわかやま喜集館(きしゅうかん)の電子看板や、インターネットのサイトなどで県の情報発信を行っているほか、大学卒業後の去年(2011年)3月からは「和歌山市観光発信人」にも委嘱されています。
きょう(9日)午前10時、県庁・北別館で行われた委嘱式で、県・観光交流課の飯田修章(いいだ・のぶあき)課長から次田さんに委嘱状やオレンジ色のスタッフジャンパー、「わかやま応援団」の名刺などが手渡されました。飯田課長は「台風12号からの復興している元気な和歌山の姿を、中国地方の皆さんにも広く発信して欲しい」と託すと、次田さんは「美しい自然と人の温かさを一生懸命発信します」と応えていました。「わかやま応援団」には、これまでにラジオパーソナリティの浜村淳(はまむら・じゅん)さんや、元・阪神タイガースの藤田平(ふじた・たいら)さんなど、和歌山とゆかりの深い1団体51人に委嘱されていて、次田さんで53番目となり、広島県在住者に委嘱されるのは初めてです。
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