和歌山市の2月定例市議会がきょう(1日)開かれ、新年度(24年度)一般会計当初予算案など当初予算分の46議案が提案されました。
きょう(1日)の本会議では、今年度(23年度)の一般会計補正予算案など32議案の採決が行われ、すべての議案が賛成多数で可決されたあと、1317億円あまりの新年度(24年度)一般会計予算案など当初予算分の46議案が提案されました。そして、施政方針のなかで和歌山市の大橋建一市長は、「先頭に立つのは自分だという強い決意をもって、一歩先を進む施策に、一歩ずつ着実に取り組んでいく市政運営を行っていく。」と述べました。提案された新年度(24年度)の主な事業は、和歌山市内では初めてとなる病気療養中の子どもを一時的に保育する病児保育の環境整備に1000万円あまり、ことし(2012年)10月から河西、西脇、楠見、日進、西和、それに西浜の6つの市立中学校への選択制デリバリー方式の給食の導入に1億3000万円あまり、和歌山市立の小学校、中学校、高校などへの地震速報受信警報システムの導入におよそ500万円、市内2000ヵ所への海抜表示板の設置に1300万円あまりなどとなっています。2月定例和歌山市議会は、今月(3月)22日まで開かれ、各会派の代表質問があす(2日)、また一般質問は今月(3月)5日から9日まで行われます。なお、和歌山放送では、あす(2日)の代表質問の模様を午後10時30分から録音ダイジェストで放送します。
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