Quantcast
Channel: 和歌山放送ニュース
Viewing all articles
Browse latest Browse all 786

証紙代金横領・仁坂知事以下県の幹部職員処分(写真付き)

$
0
0
田辺市の県・西牟婁(にしむろ)振興局の主査だった男が、証紙の販売代金およそ900万円を着服した問題で、和歌山県は仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事や下 宏(しも・ひろし)副知事、それに西牟婁振興局の曽我部一(そがべ・はじむ)局長ら幹部職員を、きょう(3月1日)付けで減給処分にしたほか、本庁や西牟婁振興局の担当課長らも訓告や戒告、厳重注意の懲戒処分にしました。これを受け、仁坂知事はきょう(1日)午後記者会見し、県民に陳謝しました。 処分を受け県民に会見で陳謝する仁坂知事(3月1日・和歌山県庁) この問題は、西牟婁振興局地域振興部の主査だった田渕省吾(たぶち・しょうご)容疑者45歳が、おととし(2010年)3月からことし(2012年)1月ごろにかけて、県の証紙の販売代金を横領していたとされ、県・監察査察課によりますと、横領額はおよそ900万円にのぼるとみています。県は和歌山県警に刑事告訴し、田渕容疑者は先月(2月)21日に横領の疑いで逮捕されました。これを受け県は、県民の行政に対する信頼を著しく損ねたとして、最高責任者の仁坂知事と下副知事、それに曽我部振興局長を、きょう(1日)付けで減給10分の1・1か月の減給処分にしました。また、田渕容疑者の上司の地域振興部副部長を減給10分の1・3か月にしたほか、本庁や西牟婁振興局の幹部職員らも減給や訓告、戒告、厳重注意の処分としました。仁坂知事は「県民の皆様に深くお詫びします。チェック体制が甘かった。保管状況の確認を徹底し再発防止に努めたい」と県民に陳謝し、今後、田辺警察署の捜査に協力し、損害賠償を請求する姿勢を示しました。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 786

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>