和歌山県内の児童や学生などが独自に作った、パソコンのソフトウェアやCG(コンピュータ・グラフィックス)の優秀作品の表彰式が、きょう(11日)午後、和歌山市民会館で行われました。
これは、情報化社会の発展を担う人材を発掘、育成するとともに、幅広い分野でITを普及させることを目的に、社団法人和歌山情報サービス産業協会が主催して、毎年行っている「わかやまソフトウェア・CGコンテスト」で、今年(2012年)で20回目です。今年は県内の学生や一般から独自に作ったソフトウェア・CG合わせて239点の応募がありました。39点の応募があったソフトウェア部門では、12点が入賞、7点が入選し、このうち最優秀の和歌山県知事賞には、和歌山大学の学生グループ「星観隊(ほしみたい)」によるゲーム「星結び」が選ばれました。これは、星座をモチーフにアイテムを使ってロケットを操り星と星を結びつけて星座を完成させるゲームです。
また200点が寄せられたCG部門では、自由課題で入賞6点、入選27点、「大好きニッポン! ~私にできること~」を課題にしたテーマの部は、1点が入賞、16点が入選しました。このうち最優秀の県情報化推進協議会会長賞には、和歌山工業高等専門学校1年・木下侑依(きのした・ゆい)さんの作品「小さなことから」が選ばれたほか、和歌山放送賞には和歌山大学3年生で流行音楽倶楽部所属の中西恭介(なかにし・きょうすけ)さんの作品「LIVE ALIVE(ライブ・アライブ)2011」が選ばれ、それぞれ賞状や記念品が贈られました。また、きょう(11日)の表彰式では、受賞者が実際にパソコンでソフトを動かしながら、参加者らに作品の特徴をプレゼンテーションしました。
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