生きることや自殺防止をテーマにした、りら創造芸術高等専修学校の生徒による創作劇の上演と、教育関係者によるシンポジウムが きょう(5日)午後、紀美野町文化センターで開かれます。催しは和歌山県が企画したもので、演劇は、りら創造芸術高等専修学校の生徒達が脚本から演出、舞台美術などすべてを担当し職員とともに制作しました。創作劇「NIGGELLA(ニゲラ)」は夫と子ども2人で暮らす芙由子(ふゆこ)が自ら命を絶ってから、家族それぞれの悩みを知るという内容です。生徒たちは「気づき、見守り、支えることが自殺を食い止めるポイントであるといわれています。観てくれる人の心に残す演劇ができれば」と多くの来場を呼びかけています。また演劇に先立って和歌山県教育委員会の西下博通教育長が基調講演を行うほか、周辺自治体の教育長らが「生きる底力」をテーマにしたパネルディスカッションも行います。催しはきょう午後1時から紀美野町神野市場の紀美野町文化センターで開かれます。入場は無料です。
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