学問の神様として知られる菅原道真(すがわらの・みちざね)をまつる和歌山市の和歌浦天満宮では、白梅がほころび始めました。
【梅一輪開花】
梅が咲き始めたのは、天満宮の参道脇で、朝の冷え込みは依然きびしいものの、立春をすぎて、日中は寒さがやわらぐようになった暦にあわせるように白い小さな花が春を告げています。この時期、天満宮には、合格祈願などに訪れる受験生を抱える親や家族連れの参拝者が多く、境内には、志望校や将来の夢が書かれた多くの絵馬も吊されています。緊張した面もちで訪れる参拝者が多い天満宮ですが、参道の梅の花に気づくと表情を和らげ、小さな春の兆しに、願いの成就への期待をふくらませているようです。
【親子で参拝】
【びっしりと絵馬】
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