早春の熊野古道を走る、第17回紀州口熊野マラソン大会がきょう(5日)上富田町で行われ、フルマラソンからウォーキングの部まで過去最多の5877人が健脚を競いました。
上富田町などでつくる実行委員会が毎年開いているもので、日本陸上競技連盟の公認大会となっているフルマラソンとハーフマラソンには全国のランナーが健脚を競ったほか、2キロ、3キロ、5キロのマラソンに、上富田文化会館から救馬渓観音までの往復4.5キロを楽しむウォーキングコースも設けられ、2歳から87歳の参加者がボランティアや沿道の声援を受けながらそれぞれのペースでゴールを目指しました。
大会には中山竹通(なかやま・たけゆき)さんや市河麻由美(いちかわ・まゆみ)さんがゲストランナーとして参加し、友好を深めました。フルマラソンは男子が皇學館大学の谷口佳希(たにぐち・よしき)選手が2時間30分18秒で、女子は林亜沙美(はやし・あさみ)選手が2時間54分25秒でそれぞれ優勝しました。なおフルマラソン優秀選手には、4月に韓国で開催されるアディダス・MBC漢江(はんがん)マラソンに招待されます。
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