地域社会が一体となり暴力団排除の気運を高めようと、和歌山県警察本部は、きょう（２４日）、和歌山市の新通（しんとおり）商店街など４カ所に「暴力団排除啓発看板」を設置しました。
これは、県警組織犯罪対策課などが、地域社会が一体となって暴力団排除を実践していく象徴にしようと設置したもので、きょう（２４日）午前１０時半、和歌山市雑賀町（さいかまち）の公益財団法人・和歌山県暴力追放県民センターで、式典が行われました。式典で、大新（だいしん）地区第７区の岡本任弘（おかもと・ただひろ）自治会長は、「暴力団を恐れない」「暴力団に金を出さない」「暴力団を利用しない」の暴力団追放３ない運動を実践することを宣言しました。この後、和歌山市新通の新通商店街南側アーチで、看板の除幕式が行われ、山岸直人（やまぎし・なおひと）警察本部長らの手により「あがらに いらんで 暴力団」 「暴力団 いらんで 新通」とそれぞれ両面に書かれた看板が披露されました。式典で暴排宣言を行った大新地区第７区の岡本任弘（おかもと・ただひろ）自治会長は、「看板の設置を機に、気持ち新たに住民と協力して平和な商店街を維持していきたい」と話していました。看板は、新通商店街の南側・北側アーチのほか、県暴力追放県民センターと和歌山市六番丁（ろくばんちょう）の県交通安全協会分室にも設置されています。
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