「ヒップホップ」と呼ばれるジャンルの音楽に乗せキレのあるダンスを繰り広げる、和歌山県出身のストリートダンサー・NOBBY(ノビー)さん25歳が、3月11日にフランスの首都・パリで開かれるストリートダンスの世界大会に日本代表として出場することになり、きょう(24日)午前、和歌山県庁で記者会見しました。
3月11日に世界大会へ出場するNOBBYさん(1月24日・和歌山県庁)
NOBBYさんが出場するのは、3月11日にパリで開催されるストリートダンスバトルイベント「ジュストゥ・ドゥブ(JUST DEBOUT)」です。NOBBYさんは、先月(1月)神奈川県川崎市で開かれた日本予選に、パートナーで仙台市出身のYU―MAH(ユウマ)さん25歳とコンビで出場し、「Lockin’(ロッキン)」というダンス部門の日本代表に選ばれました。ジュストゥ・ドゥブは2004年からヨーロッパで始まった世界最大級のストリートダンスバトルイベントで、今回は日本やニューヨークなど世界20カ国からトップレベルのダンサーが参加してバトルを繰り広げ、およそ1万人の観客が集まります。今回初めて日本代表として出場するNOBBYさんは「とてもワクワクしています。3月11日は日本にとって大事な日です。同い年でライバルのYU-MAHと輝かしい成績を残せたらと思います」と意気込みを語りました。ところでNOBBYさんは、ことし3月4日、和歌山市ブラクリ丁中心部のリーガスビルにストリートダンスの拠点をオープンさせ、街の活性化や若者文化の全国発信を目指します。
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