那智勝浦町でことし（２４年）から開かれる「南紀勝浦ひなめぐり」を支援しようと、海南市からひな人形５００体が贈られることになり、きょう（１７日）、ＪＲ海南駅でひな人形の引き渡し式が行われました。
これは、去年（２３年）９月の台風１２号による豪雨で大きな被害を受けた那智勝浦町で、復興への取り組みの一環として、来月（２月）１日から「南紀勝浦ひなめぐり」を開くことになり、これを支援するため、去年（２３年）から「ひなめぐり」をはじめた海南市の実行委員会が、ひな人形を贈ることにしたものです。引き渡し式は、きょう（１７日）正午から、ＪＲ海南駅の海南市物産観光センターで行われ、紀州海南ひなめぐり実行委員会の東美智実行委員長から、南紀勝浦ひなめぐり実行委員会の堀明弘実行委員長に紀州漆器の盆と御所車にのせられたひな人形が手渡されました。このなかで、紀州海南ひなめぐり実行委員会の東美智実行委員長は、「勝浦の皆さんが元気になったらうれしいので、大切に飾って下さい。」と話しました。これに対し、南紀勝浦ひなめぐり実行委員会の堀明弘実行委員長は、「ありがとうございます。これを機会に海南と勝浦のつながりを深めたい。ぜひ見に来て下さい。」とお礼を述べました。「南紀勝浦ひなめぐり」は、来月（２月）１日から開かれ、那智勝浦町内の駅や商店街などにひな人形が飾られます。一方、ことし（２４年）で２回目となる「紀州海南ひなめぐり」も、来月（２月）１日から３月３日まで開かれ、海南市のＪＲ海南駅と海南駅前商店街、それに黒江の川端通りの３カ所におよそ２０００体のひな人形が飾られます。
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