去年9月の紀伊半島豪雨で大きな被害を受けた、那智勝浦町の市野々小学校できょう(16日)、復旧作業の時に発見されたアルバムや文集などおよそ2300点の公開が始まりました。
那智勝浦町は去年9月の紀伊半島豪雨で、河川の氾濫で土石流が発生し、那智川流域では家屋の流出で犠牲者を出すなど大きな被害が出ました。公開は持ち主捜しが目的で、傷みが激しいものは那智勝浦町が和歌山大学や民間団体に協力を依頼し、修復作業に取り組みました。自宅の一階部分を流され写真のほとんどを失った市野々地区の80歳の女性は「ひょっとしたらあるかもと思い、やって来ました。これらの品が一つでも多く手元に戻ればいいですね」と話していました。公開は来月(2月)12日まで行われます。
↧