台風12号の災害復興に役立ててもらおうと、和歌山県生活協同組合など4つの団体が、きょう(27日)和歌山県に義援金を贈呈しました。
(和歌山県生協連)
このうち、和歌山県生活協同組合連合会は、尾添仁(おぞえ・ひとし)会長理事ら幹部が、全国の生協から寄せられた義援金合わせて1700万円の目録を、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事に贈呈しました。尾添会長は「わかやま市民生協や全国の生協が、ボランティア派遣や救援物資の提供などで連携し、今でも義援金を集めてくれています」と報告すると、仁坂知事は「皆さんのお力添えに頭が下がります。生活や経済活動の再建はもちろん、観光客の落ち込みも深刻なので、PRに努めなければなりません」と答えました。
(県産業廃棄物協会)
またきょう(27日)は、和歌山県産業廃棄物協会からは武田全弘(たけだ・まさひろ)会長らが義援金146万円を、
(自治労県本部)
労働団体・自治労和歌山県本部からは、増田篤重(ますだ・あつしげ)執行委員長らが義援金346万円あまりを、
(九度山町)
さらに、九度山町(くどやまちょう)からは岡本章(おかもと・あきら)町長や富有柿(ふゆうがき)の生産者団体らが訪れ、先月(11月)行われた「大収穫祭 IN 九度山」の売上げ金を義援金として、それぞれ仁坂知事に目録を贈呈しました。一方、大阪のプール学院大学も、きのう(26日)、学生と教員らが田辺市の福田安雄(ふくだ・やすお)副市長に学内で集めた義援金を贈呈しました。きょう(27日)現在、和歌山県に寄せられた義援金の総額は6億4537万円あまりです。県では、来年(2012年)3月30日(金)まで台風12号の義援金を受け付けています。詳しくは県・会計課のホームページをご覧下さい。
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