高野山開創(かいそう)1200年記念大法会(だいほうえ)まで、1200日となったきょう(19日)、大阪の南海なんば駅に、開催までの日数を表示する電光ボードが設置され、点灯式が行われました。
【カウントダウンボード点灯】
カウントダウンボードが設置されたのは、高野山へのアクセスターミナル、南海なんば駅の2階中央改札前広場で、午後3時からのセレモニーで、高野山開創法会事務局の近藤本淳(こんどう・ほんじゅん)事務局長とイメージキャラクターのこうやくんがスイッチを入れると「1200」というオレンジ色の数字が点灯し、会場からは拍手が起きました。
そして、近藤事務局長をはじめとする高野山の僧侶が、ボードに向かって大法会の成功を祈願、読経(どきょう)の声が響きわたると、行き交う人で混雑する駅構内がひととき厳(おごそ)かな雰囲気に包まれました。
【大法会成功祈願】
ボードの大きさは、高さ1・9メートル、幅1・4メートルで、高野山開創1200年の説明のほか、これを機に壇上伽藍(だんじょうがらん)に再建される中門(ちゅうもん)とこうやくんのイラストが描かれていて、大法会開催まで、毎日、日数を刻みます。
大法会は、弘法大師(こうぼうだいし)空海(くうかい)が、真言密教(しんごんみっきょう)の道場として高野山を開いてから1200年にあたる2015年の4月2日から金剛峯寺(こんごうぶじ)が50日間にわたって執り行うものです。
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