京都市の清水寺の森清範貫主71歳が、きょう(28日)、子ども時代の交換学習以来60年ぶりに白浜町の白浜第一小学校を訪れ、墨で「輝」の文字を書いて児童らに贈りました。
森貫主が通った京都市の清水小学校と白浜町の白浜第一小学校は、1952年から8年間、互いの学校を行き来する交換学習を行っていて、森貫主も1952年に参加しました。このとき一緒に学んだ白浜町の田野清蔵さん71歳がおととし(2010年)京都を訪れて再会し、白浜第一小学校への来校を頼み、実現しました。清水寺の森貫主といえば、年末に書かれる「今年の漢字」の達筆で知られていて、白浜第一小学校では、子どもたちの要望に応えて、書を披露し、横60センチ、縦1メートルの和紙に「輝」と書きました。6年生の女子児童は、「宝物として大事にしたい。」とお礼を述べました。森貫主は、「人とのつながりは大切。仲良く、手をつないで学校生活を送ってほしい。」と話しました。
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