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耐久高校生徒会・ペットボトルふた集めワクチンに(写真付き)

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湯浅町(ゆあさちょう)の県立耐久(たいきゅう)高校の生徒会が、全校生徒や教員、周辺住民に呼びかけて集めたペットボトルのキャップおよそ250キロあまりが、きょう(28日)午後、大阪のNPO団体に引き渡されました。キャップはNPOを通じて、開発途上国のこども130人分のポリオワクチンに引き替えられます。 感謝状を贈られる耐久高校生徒会長の林さん(2月28日・県立耐久高校) 耐久高校生徒会では、3年前、当時生徒会長だった湯浅町の浜井あいりさん19歳が、大阪のNPO法人「e―kotonet(イーコト・ネット)」が行っているペットボトルのキャップを集めて、ポリオワクチンに引き替え、開発途上国のこどもを難病から救う活動を知り、耐久高校でも生徒会が中心となり、この活動に参加することになりました。 校内の教室や教員室、それに玄関などにキャップの回収箱や啓発ポスターを設置したほか、学校周辺の地域住民にも協力を呼びかけたところ、キャップは徐々に増え始め、今年度(2011年度)は288キロあまり、3年間の累計で922キロものキャップが寄せられました。 これらをポリオワクチンに換算すると、今年度だけでこども130人分、3年間では558人分に相当します。きょう(28日)午後、昼休みの時間に生徒会長で2年の林克磨(はやし・かつま)さん17歳ら生徒会の生徒たちが集めて洗浄したキャップをビニール袋に入れて、引き取り業者のトラックに積み込み、NPO法人「e―kotonet」の三木万倫子(みき・まりこ)代表から感謝状が贈られました。 林克磨さん(2月28日・湯浅町耐久高校) 生徒会長の林さんは「口コミで地元住民の方にも協力の輪が広がりとても嬉しいです。今後も続けていきます」と話していました。 浜井あいりさん(2月28日・湯浅町耐久高校) また提唱者の浜井さんもきょう学校を訪れ「嬉しいです。後輩には、生徒会以外のもっと多くの生徒や地域の人たちへのよびかけを続けて、発展させて欲しいです」と目を細めていました。

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