有田(ありだ)みかん大使に任命された、吉本興業の人気女性お笑いコンビ「ハリセンボン」による「みかん教室」が、きょう(9日)午後5時半から、有田市の文化福祉センターで開かれました。
これは、原産地呼称制度を設けるなど特産品「有田みかん」のブランド化を推し進めている有田市が、去年(2011年)吉本興業とのタイアップでPR大使に任命した女性お笑いコンビ「ハリセンボン」の2人が講師となって、地元の小・中学生や高校生に有田みかんの魅力を楽しく学んでもらおうと企画したものです。午後5時半から開かれた「みかん教室」には、小・中学生と高校生、それに保護者あわせておよそ280人が参加し、ハリセンボンのツッコミ・近藤春菜(こんどう・はるな)さんと、ボケの箕輪(みのわ)はるかさんのほか、有田市の望月良男(もちづき・よしお)市長が登場し、有田みかんやみかんづくりの特徴、果実を割る和歌山独特のみかんの食べ方などを子どもたちに楽しく説明しました。
ハリセンボン・近藤さん(左)と箕輪さん(右)(2月9日・有田市文化福祉センター)
初めて有田を訪れたというハリセンボンの2人は、イベント前、和歌山放送のインタビューに応じ、有田みかんの印象について春菜さんは「とても味の濃い、懐かしさを感じるみかんです」と述べたほか、はるかさんは「大きくて、まるで春菜の手みたいです」とおどけて話していました。
↧