和歌山放送で40年以上にわたり放送している「わたくしの作文」の年間審査会がきょう(4日)開かれ、最も優れた作文におくられる文部科学大臣賞に、有田市立宮原小学校5年、岩橋良直(いわはし・まさなお)くんの「みかんとぼく」が選ばれました。
審査会は、4日午後1時から、和歌山放送本社の会議室で、県内の小中学校の教諭や学識経験者らが出席して行われ、去年(2011年)1年間に寄せられた6千点をこえる作文の中から、最優秀の文部科学大臣賞をはじめ、和歌山県知事賞や県教育委員会賞、和歌山放送賞など入選22編が決定しました。文部科学大臣賞となった有田市立宮原小学校5年、岩橋良直くんの「みかんとぼく」 は、ふるさと有田市のみかんの木や風景などを表情豊かに描いたもので、審査員からも「自分の住んでいるふるさとや自然を愛する心が、音や色とともにあざやかに表現できていた」と評価されました。
和歌山放送では、来月(3月)20日午後1時から和歌山市民会館で表彰式を開き、入選した児童・生徒を讃えるほか、本人の朗読による作文の収録を行い、後日番組で放送します。「わたくしの作文」は、和歌山放送が、国語教育の振興のため、1968年から、県内の小・中学生の作文を放送している40年以上も続く長寿番組で、現在は、月曜から金曜の毎日、午後0時40分から放送、午前5時20分から再放送しています。
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