平成23年分の確定申告が始まるのを前に、きょう(2月1日)、田辺市本宮町(ほんぐうちょう)の、世界遺産・熊野本宮大社の九鬼家隆(くき・いえたか)宮司が、インターネットを利用して確定申告が出来る「e―Tax(イー・タックス)」を体験し、利便性をPRしました。
電子納税を体験する九鬼宮司(2月1日・熊野本宮大社)
これは、和歌山税務署が、国税電子申告・納税システム「e―Tax」の便利さをPRし、多くの人に確定申告をスムーズにしてもらおうと企画したものです。また、去年の台風12号の豪雨災害を受け、雑損控除を行う人々へのPRも兼ねています。きょう(1日)午前11時ごろから、熊野本宮大社の九鬼宮司や神職、それに巫女(みこ)らが、田辺税務署職員のアドバイスを受けながら、インターネットに接続されたノートパソコンで国税庁の「e―Tax」のホームページにアクセスし、スピーディーに確定申告の手続きを体験しました。九鬼宮司は「本宮は新宮や田辺の両方から遠いので、インターネットで出来るのは大変便利です。良い経験をさせて頂きました」と話していました。平成23年分の所得税の確定申告の受付は、今月(2月)16日(木)から、来月(3月)15日(木)までです。
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