衣料や生活用品などを扱う海南市内の企業4社が、今月末(1月)から来月(2月)中旬にかけて、ニューヨークやドイツで行われる展示会に出展することになりました。これは、和歌山県が、優れた技術や製品を開発している県内企業の販路開拓や販売促進を支援する「わかやま産品販路開拓アクションプログラム2011」の一環で行われるものです。このうち今月(1月)29日から来月(2月)2日にかけて開かれる、全米最大規模の日用品や生活雑貨の見本市「ニューヨーク国際ギフトフェア」には、下津町(しもつちょう)の「ニッティド株式会社」と九品寺(くほんじ)の「株式会社エルオー」が出展します。また、来月(2月)10日から14日までドイツのフランクフルトで開かれる、世界最大規模の住宅用品の展示会「アンビエンテ 国際消費財見本市」には、藤白(ふじしろ)の「東和(とうわ)産業株式会社」と、野上新(のかみしん)の「株式会社小久保(こくぼ)工業所」が出展します。ニューヨーク国際ギフトフェアに出展するニッティドは5本指ソックスを、エルオーはトイレやキッチン製品などを展示します。また、アンビエンテに出展する東和産業はシリコン製のキッチン小物など、小久保工業所は洗顔用泡立てネットなどを展示し、それぞれの主力製品を国際見本市でアピールします。和歌山県では「和歌山県の優れた技術を発信出来る」と期待を寄せ、今後も積極的な企業支援を行う方針です。
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