南海電鉄はきょう(25日)、ことし(24年)4月のダイヤ改正を発表し、南海本線に新しく開業する和歌山大学前駅に急行、区間急行、それに普通列車を停車させるほか、特急サザンを増発して、終日30分間隔で運転することを明らかにしました。
南海本線では、大阪・岬町の孝子駅と和歌山市の紀ノ川駅間に、ことし(24年)4月1日に「和歌山大学前駅」が新しく開業します。南海電鉄によりますと、和歌山大学前駅には、急行と区間急行、それに普通列車が停車し、平日で、上り・難波方面行きが67本、下り・和歌山市方面行きが69本、土・日・祝日で、上り・下りとも44本が停車します。また、特急サザンの運転本数は、新型車両「サザン・プレミアム」の導入や夕方の利用者が多いことなどから、現在の上下32本から平日・土日祝日とも上下34本とし、一部の時間帯を除いて終日30分間隔で運転します。このほか和歌山港線は、乗降客が減っているため、南海フェリーとの接続に特化した運転とし、平日で7往復、土・日・祝日で6往復に本数を減らします。なお、南海電鉄では、ことし(24年)4月から和歌山市駅のバリアフリー化工事を行います。
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