きょう（１５日）午後３時すぎ、海南（かいなん）市冷水（しみず）の海岸で、小型漁船が座礁し、乗っていた６２歳の男性が、網を巻き上げるローラーに左腕を巻き込まれた状態でうずくまっているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。和歌山海上保安部と海南警察署は出漁中の事故とみて詳しい状況を調べています。警察と海上保安部の調べによりますと、きょう（１５日）午後３時０６分ごろ、海南市冷水の海岸で「和船型のボートが座礁している」と、付近を航行中のプレジャーボートから１１８番通報がありました。巡視船きいかぜが出動し調べたところ、紀美野町（きみのちょう）の会社員・志場周（しば・まこと）さん６２歳の小型漁船「和周丸（わしゅうまる）」が座礁しているのが見つかりました。船内で、志場さんが網を巻き上げるローラーに左腕を巻き込まれた状態でうずくまっていて、その場で死亡が確認されました。海南署によりますと、志場さんは、きょう（１５日）和周丸で出漁していたということで、事故に巻き込まれたものとみて詳しく調べています。現場は、海南市冷水の国道４２号沿いで、和歌山マリーナシティ・ポルトヨーロッパ南側の対岸です。
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