ブラジル和歌山県人会の青年2人が、きょう(6日)午前、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事や和歌山県議会の新島雄(にいじま・たけし)議長を表敬訪問しました。
懇談する新島議長(右)とブラジル県人会の青年ら(1月6日・和歌山県庁)
訪れたのは、ブラジル・カンピーナス市在住で曾祖父が旧・吉備町(きびちょう)(現在の有田川町(ありだがわちょう))出身のルーカス のりゆき 薮田(やぶた)さんと、カンポグランデ市在住で、祖父が上富田町(かみとんだちょう)、祖母が田辺市(たなべし)出身のターレス 丈司 高木(たけし・たかぎ)さんのいずれも19歳の青年2人です。
ルーカス薮田さん(奥)とターレス高木さん(手前)(1月6日・県庁)
2人は、きょう(6日)午前10時40分に、和歌山県庁・知事室の仁坂知事を訪問したほか、午前11時には、議長室の新島議長を訪問し、ブラジル土産の民族人形とチョコレートを手渡しました。2人は、県国際交流センターが行っている「中南米海外移住者子弟受け入れ事業」の一環で、去年(2011年)12月23日から今月(1月)14日まで、和歌山県内にホームステイし、かつてブラジルへ移民した祖先のふるさとで交流を深めているほか、あさって(8日)午後1時半からは和歌山市手平(てびら)の和歌山ビッグ愛で、県国際交流センター主催の「多言語サロン」に参加し「ブラジルの学校生活と若者文化」と題して講演する予定です。2人は高野山を訪れた様子を振り返り「雪が積もっているのを初めてみて驚きました」と話していました。そして、2人とも将来はコンピューター関連のエンジニアになりたいと夢を語っていました。
ブラジル土産の民族人形(1月6日・県庁)
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