和歌山市のけやき大通りで進められている市街地再開発事業のうち、商業棟とマンションに隣接して建設されるホテル棟に、全国展開しているビジネスホテルの「ドーミーイン」が和歌山に初めて進出することになり、この春のオープンに向けて準備が進められています。ドーミーインはホテルや、学生寮・社員寮事業などを手がける東京の株式会社共立メンテナンスのビジネスホテル事業で、現在、全国４６の都市部に展開して、すべてに大浴場を備えているのが特徴です。３月の東京・渋谷に続いて４８番目のホテルとして４月に「ドーミーインＰＲＥＭＩＵＭ和歌山」がオープンします。和歌山県で最初の市街地再開発事業として「けやきガーデン」の名称で和歌山市美園町のけやき大通り沿いで建設が進められていて、すでに４階建ての商業棟と１４階建てのマンションは完成しました。商業棟には飲食店やコンビニエンスストア、それに事業所などが入居し、マンションも７８戸すべてが売約済みということです。ホテルのオープンにより平成１９年の都市計画決定から５年で再開発事業はようやく完了することになります。
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