和歌山市出身で、レスリング・フリースタイル５５キロ級の湯元進一選手が、オリンピックアジア予選で準優勝し、ロンドンオリンピック日本代表選手に内定しました。
和歌山県内出身者のロンドンオリンピック出場は、カヌーの阪本直也選手、ウエイトリフティングの嶋本麻美選手に次いで３人目です。和歌山県教育委員会によりますと、湯元進一選手は、きのう（３０日）からカザフスタンで開かれているレスリング競技のロンドンオリンピックアジア予選に出場、男子フリースタイル５５キロ級で準優勝し、ロンドンオリンピック日本代表選手に内定しました。去年（２３年）１２月に行われた全日本選手権で優勝した湯元選手は、今回のアジア予選で２位以内に入れば、ロンドンオリンピック出場が内定することになっていました。湯元進一選手は、県立和歌山工業高校から拓殖大学に進み、現在は、自衛隊体育学校に勤務しています。前回の北京オリンピックでは、出場を逃したことから、今回のロンドンオリンピックでは、双子の兄の健一選手と兄弟揃っての出場を目指していましたが、兄の健一選手より一足早く出場内定を勝ち取りました。
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