「ひとりじゃないですよ あなたのそばに わたしたちがいます」を合い言葉にきょう(30日)、和歌山市西高松のメディアアートホールで「弾き語り被害者支援ライブ」が開かれました。
これは公益社団法人紀の国被害者支援センターが犯罪被害者の叫びや当事者からのメッセージを聞いてもらおうと、初めて開催したものです。ステージ前半の、犯罪や事故の被害者との模擬相談では電話や面接の様子を相談員が分かりやすく紹介しました。後半のステージでは、アコースティックデュオ「PANSAKU(パンサク)」のひとりPAN(パン)さんがオリジナル曲を披露し、自身も性犯罪被害者である体験を語ると、会場のおよそ180人の参加者の中には涙をぬぐう姿も見られました。紀の国被害者支援センターの浅利武事務局長は、「平成23年度の相談件数はおよそ250件で、和歌山県ではおよそ80人の支援員が、安全・安心の地域づくりのサポートに取り組んでいます。」と話していました。
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