国内屈指の生マグロ漁獲量を誇る那智勝浦町で、きょう(28日)恒例の「まぐろ祭り」が開かれ、県内外からの観光客らおよそ1万5000人の人出で賑わいました。
「まぐろ祭り」は、那智勝浦町や勝浦漁協、観光協会、商工会、温泉旅館組合などでつくる実行委員会の主催で、1995年から毎年開かれているもので、今年で18回目です。勝浦漁港で揚がるマグロは、1月から2月が最もおいしい時期といわれ、今年も、即売用の切り身は市価のおよそ4割安とあって、長蛇の列ができました。またその場でさばいたマグロの造りや大鍋で炊いたマグロのつみれ入り「マグロ汁」、中骨に付いた身を削ぎ落とした「中落ち」などの無料サービスも人気を集めていました。仲間5人と即売目当てで名古屋市からやって来たという、45歳の男性会社員は「大きなマグロを目の当たりにして、安く買えるのが魅力です」とマグロづくしを楽しんでいました。
また、和歌山放送では「まぐろ祭り」の会場から、「ウインズ平阪のきょうも全力投球」を公開生放送し、ウインズのミニライブや餅まきなど祭りの賑わっている様子や、台風被害の復興に取り組んでいる寺本眞一(てらもと・しんいち)那智勝浦町長をはじめとした、地元の人たちのインタビューなどを放送しました。
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