今年度(2011年度)の環境省・地域美化功績者表彰を受賞した和歌山市のNPO法人「和歌の浦万葉薪能(まんようたきぎのう)の会」のメンバーが、きょう(25日)午後、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事に受賞を報告しました。
和歌の浦万葉薪能の会は1999年(平成11年)に発足し、「和歌の浦」「万葉」「能・狂言」をキーワードに、名勝・和歌の浦を中心に伝統文化の普及や啓発、文化財を活かしたまちづくり、それに和歌の浦の環境保全の活動を13年間にわたって継続して行っています。そして「高津子山(たかつしやま)を桜の山に」を合い言葉に、月1回清掃や整備活動を行い、荒れていた高津子山を春には一面に桜が咲くように整備したことが評価され、今月(1月)18日に東京で表彰されました。きょうは、万葉薪能の会の松本敬子(まつもと・けいこ)代表理事らが県庁知事室を訪れ、仁坂知事に賞状を見せて受賞を報告しました。
松本代表理事(1月25日・和歌山県庁知事室)
この中で松本代表理事は「県の協力のお陰で受賞出来ました。聖武(しょうむ)天皇が愛でた和歌の浦の景色を、紀の国わかやま国体の時は、今の天皇陛下にも楽しんで頂けたらいいですね」と話していました。
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