去年(2011年)9月の台風12号による和歌山県内の河川や道路、港湾など、公共土木施設の被害査定がこのほど終了し、あわせて1785件、被害総額は472億7500万円にのぼったことがわかりました。和歌山県・県土整備部が被災直後から昨年末(2011年)まで行った被害査定をまとめたところ、土木関連の被害状況は、河川が1041件、被害額は242億円あまりにのぼりました。道路は697件、被害額211億3300万円あまり、砂防が36件、14億円あまりとなっているほか、海岸や公園、港湾、それに下水道でもあわせて5億3500万円の被害が報告され、全体で1785件、被害総額は472億7500万円になりました。土木関連の被害査定はこれで終わり、県では、被災した箇所の早期の復旧や改良工事に取り組むと話しています。
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