重要文化財の民家に親しんでもらおうと、あさって（９日）まで和歌山市岩橋の県立紀伊風土記の丘で、和歌山市出身の陶芸家・赤坂宏さんの陶芸展が開かれています。
県立紀伊風土記の丘では、園内に移築された文化財の民家を県民に親しんでもらおうと、一般公開やガイドなどを行っていますが、今回の陶芸展は、陶器と季節の草花、そして重要文化財の組み合わせの美しさを味わってもらおうと開かれました。陶芸家の赤坂宏さんは、和歌山市山東に窯を築いて活動する傍ら、紀伊風土記の丘でボランティアとして土器や埴輪づくりの講師を務めたり、古代の土器作り技術の再現に協力したりするなどしています。「－冬の草木とのコラボレーション－赤坂宏作陶展」は、県立紀伊風土記の丘の重要文化財・旧柳川家住宅で開かれていて、園内に咲くスイセンやカラスウリなどの草花が赤坂さんの作品に生けられて、旧柳川家住宅の座敷や縁側などに置かれています。県立紀伊風土記の丘では、「自然と文化財に満ちた紀伊風土記の丘の魅力を再発見して欲しい。」と話しています。赤坂宏作陶展は、あさって・成人の日（９日）まで和歌山市岩橋の県立紀伊風土記の丘で開かれています。
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