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和歌山県立医大前教授が民間病院から現金収受か

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和歌山県立医科大学の前教授で現在、日本透析医学会の理事長が、2002年から2005年にかけて、民間の病院から人工透析の医師の派遣などの謝礼として、現金あわせて290万円を受け取ったとされる問題で、和歌山県立医科大学の板倉徹(いたくら・とおる)理事長は「事実関係が把握できていないので、調査委員会を立ち上げ究明する」とコメントしました。この問題は、和歌山県立医大の腎臓内科・血液浄化センターの前教授で、現在は東京の私立大学医学部の教授を務める日本透析医学会理事長の64歳の男性が、2002年から2005年の間に、和歌山市と大阪府堺市にある2つの民間病院から、人工透析の医師の派遣や、透析施設開設時の協力の謝礼として、正規の寄付金とは別に、現金あわせて290万円を受け取っていたとされます。これを受け和歌山県立医大は、きょう(5日)臨時の理事会を開き、医学部の教授3人と事務局長、それに外部の有識者2人による調査委員会をあす(6日)設立し、およそ1か月をめどに調査を行うことを決めました。板倉理事長は「医大は頂いた浄財を適切に事務処理し、医療の向上などに活用している。今の時点では事実関係が把握できておらず、調査委員会の事実関係を究明したい」とコメントしました。県立医大では、調査結果がまとまり次第、公表するということです。

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