年末年始をふるさとや行楽地で過ごそうという人で、JR紀勢線や東京から南紀白浜空港に向かう空の便は、きょう(30日)も混雑しています。
JR西日本和歌山支社によりますと、JR紀勢線は、きょう(30日)も紀南方面に向かう列車が終日混雑していて、新大阪発新宮行きのオーシャンアロー1号で自由席の乗車率が110%となったほか、午後のほとんどの列車で100%近い乗車率となっています。混雑のピークはあす(31日)の大みそかで、午後から夕方にかけての列車の指定席は、ほぼ満席になっています。なお帰りのピークは、来年(24年)1月3日ということです。一方、空の便では、南紀白浜空港に到着する東京・羽田からの便は、あす(31日)の大みそかまですべての便で満席となっています。また、南紀白浜から東京に向かう便は、来月(1月)2日から4日まですべての便で満席となっています。和歌山と徳島を結ぶ南海フェリーは、和歌山から徳島に向かう便が、あす(31日)まで、反対の徳島から和歌山に向かう便は、来月(1月)2日から4日まで混雑すると予想されています。県内の高速道路では、きょう(30日)のところは、帰省や行楽に伴う目立った混雑はみられていません。和歌山県警察本部によりますと、紀南方面に向かう南行きの車は、来年(24年)1月3日にかけて、湯浅御坊道路の鳥松山トンネルを先頭に最大で10キロ、反対に紀南方面から和歌山・大阪方面に向かう北行きは、来年(24年)1月2日に湯浅御坊道路の川辺第一トンネル付近で最大20キロ、3日にも最大15キロが予想されているほか、来年(24年)1月2日から3日にかけて、大阪・泉南市の阪和道・高倉山ンネルを先頭に最大10キロの渋滞が予想されています。また、一般道でも、田辺市の県道・田鶴交差点を先頭に4キロから5キロの渋滞が見込まれています。和歌山放送でも、年末・年始交通情報で、渋滞状況をお伝えします。
↧