この春小学校へ入学する和歌山県内の子どもに、交通安全のためランドセルにつけてもらう黄色いカバーの贈呈式が、きょう(16日)和歌山市の交通公園で行われました。
これは、はじめて学校に通う子どもたちに交通事故に関心を持ってもらうとともに、通学路を通るドライバーに注意喚起することで、交通安全に役立てようと、和歌山県交通安全協会が1960年から毎年、小学校へ入学する子どもたちに、ランドセルに取り付ける黄色のビニールカバーを贈っているもので、ことし(2012年)は県内のおよそ8000人の新入生に贈られます。贈呈式は、きょう(16日)午前11時から、和歌山市西の県立和歌山交通公園で行われ、和歌山県交通安全協会の大岡淳人会長から和歌山県教育委員会の巽清隆教育総務局長にランドセルカバーが手渡されました。このなかで県交通安全協会の大岡会長は、「交通ルールやマナーを守って、交通事故にあわないように、明るく元気に育ってください。」とあいさつしました。
そして、大岡会長と巽局長が贈呈式に出席した来月(4月)和歌山市立小倉小学校へ入学する5人の子どもたちのランドセルに黄色いカバーを取り付けました。ランドセルカバーをもらった子ども達は、「ありがとうございました。交通ルールをきちんと守ります。」と元気よく応えていました。
このあと、県交通安全協会の職員らが交通安全教室を開き、子どもたちに横断歩道の渡り方などを指導していました。
↧